習慣化の「コツ」
2026/7/31
「早朝ランニング」
最近、「早朝ランニング」にハマっています。
これまでは、生徒が来る前の、お昼頃に走っていました。
冬であれば、この時間帯が一番走りやすいです。
朝は寒すぎるので、昼前であれば気温も上がってきます。
ところが、夏はそうはいきません。
昼頃には気温がかなり上がります。
そうした中で走るのは、冗談抜きに「生命の危機」を感じることにもなりかねません。
そのため、夏になるとなかなか走る気にはならず、運動量が落ち、それにつられて生活リズムも乱れていました。
そこで今年は、早朝に走るようにしています。
早朝ランニングを始める前は、
「朝から走るのは、体に負担をかけすぎるかな」
「朝食を食べた後だと、きついのではないか」
などと、いろいろ考えていました。
ところが、実際にやってみると、心配していたような体への負担はありませんでした。
むしろ、朝のうちに体を動かすことで、その日一日が「整っている」ように感じます。
頭がすっきりした状態が続き、最後まで仕事が頑張れているような感じです。
しかも、早朝活動しているので、夜は眠くなって、無駄なことをせずに、すぐに寝てしまっています。
今のところはかなり調子がよいので、少なくとも夏の間は続けてみようと思っています。
やる前には、いろいろと不安を感じます。
しかし、実際にやってみなければ、自分に合うかどうかは分かりません。
まずは小さく始めてみる。
習慣化の第一歩は、そこにあるように思います。
私は「習慣化」が比較的得意
私は、自分で言うのも何ですが、比較的「習慣化」が得意な方だと思います。
ランニングも長く続いていますし、ブログも塾の開業当初から更新を続けています。
ただ、最初から何でも続けられたわけではありません。
途中でやめてしまったことも当然あります。
やろうと決めたのに三日坊主で終わったこともあります。
それでも何度も試しているうちに、
「こうすれば、自分は続けやすい」
というコツが、少しずつ分かってきました。
私が考える習慣化のポイントは、主に三つです。
「一つに絞る」
「続けること自体を目的にする」
「完璧主義にならない」
この三つです。
まずは「一つに絞る」
何かを始めようとするとき、あれもこれもやりたくなります。
意欲が高まっている時なので、「あれもこれも」と、いくつもの目標を立ててしまいます。
しかし、最初から多くのことを始めると、管理するのが大変になり、全てがうまくいかなくなります。
そのため、まずは「一つに絞る」ことが大切です。
勉強でいえば、
「漢字を一日一ページやる」
「英単語を十個覚える」
「計算問題を十問解く」
このくらいで構いません。
重要なのは、「実際に続けられる目標」を設定することです。
高すぎる目標は、「挫折の元」となります。
最初は「ちょっと簡単すぎるかな」くらいのところから始めてみる。
それが定着したならば、徐々に負荷を高めていく。
そうすると、挫折する可能性を低くできます。
目的は「成果」よりも「続けること」
習慣化の初期段階では、「成果を求めすぎない」ことも大切です。
何かを始めると、「結果が欲しくなる」のが人情です。
私自身、ダイエットをしている時は、少し走っては体重計に乗り、変化のない数値を見て
「なんだよ…」
と思っていました。
ですが、習慣化の目的は、成果を出すことではありません。
「続けること」そのものを目的にすることです。
少しでもいいから、とにかく「続ける」こと。
その積み重ねによって、少しずつ習慣になっていきます。
習慣ができてくると、成果は後からついてきます。
また、習慣化というと、
「毎日必ずやらなければならない」
と考える人が多いと思います。
特に「完璧主義」の方は、そうです。
しかし、私は「毎日」にこだわらない方がよいと思っています。
「毎日やらなければ」というのは、相当なプレッシャーです。
仮に一日できなかっただけで、
「続かなかった…」
と、自分を責める材料になってしまいます。
大切なのは、「毎日」ではなく「ほぼ毎日」という感覚です。
私の感覚では、週に二回以上取り組めていると、
「続けられているな」
という感覚が出てきます。
さらに、成長している実感も得やすくなります。
そのため、できれば「三日に一回」くらいのペースでは続けたいところです。
あまり間隔が空きすぎると、やってきた内容を忘れてしまうので、再開する時に「これはどうやるんだっけ…」という風になります。
それが面倒臭さを助長してしまい、続かなくます。
反対に、数日以内に再開することで、こうした「忘れることによる、面倒臭さ」というものは防げます。
完璧主義を捨てる
以前の私は、「毎日続ける」ということにこだわりすぎていました。
一日でもできない日があると、
「自分は意志が弱い」
「自分は続けられない人間だ」
と思ってしまいました。
そして、少しやらない時期が続くと、そのまま完全にやめてしまっていました。
今考えると、「もったいなかったな」と思います。
ちょっとできなかった期間があったとしても、また始めればよいのです。
習慣化では、「完璧さ」よりも「とにかく続ける」ことの方が重要です。
できない日があっても、自分を責めすぎない。
しぶとく、やり続ける。
おおらかに考えることが、長く続けるためには必要です。
10年前は、二、三キロでもきつかった
今では、ほぼ毎日のように走っています。
しかし、ランニングを始めた10年ほど前は、2、3キロ走っただけで、かなりきつかったです。
少し走っただけで、吐きそうになる。
ひざも痛くなる。
若い頃は、それなりに走ることができていました。
その時のイメージで走り始めた訳ですが、年をとった自分の体は、そのイメージについてこない。
吐きそうになりながら、
「自分はいったい、何をしているのだろう…」
と、拾ヶ堰沿いの自転車道を、とぼとぼ歩きながら思ったことを覚えています。
ただ、そこで、
「走れないから、もうダメだ」
とは考えないようにしました。
走るのがきつければ、無理をせず歩く。
少し休んで、また走れそうなら走る。
ひざが痛ければ、無理をしない。
そのように、あれこれ試しながら続けました。
そうこうしているうちに、少しずつ走れる距離が伸びていきました。
最初から長い距離を走れたわけではありません。
走ったり、歩いたり、休んだりしながら続けた結果、今があります。
習慣化には、自分に合う方法を探しながら、
「少しでもいいから、とにかく続ける」
ということが重要なのだと思います。
「時間を固定する」
もう一つ、習慣化するために重要なのが、「時間を固定する」ことです。
一日の生活リズムの中に、習慣化したい行動を組み込む必要があります。
今ハマっている早朝ランニングでは、
「朝食を食べ終わったら、とにかく走る」
と決めています。
朝食を食べ終わったら、走る準備をして、あれこれ考えずに、外へ出る。
この流れが作れると、続けやすくなります。
勉強でも同じです。
夕食を食べたら、漢字をやる。
お風呂に入る前に、英単語を覚える。
学校から帰ったら、計算問題を解く。
すでにある生活習慣の後に、新しい行動をくっつけると、習慣化しやすくなります。
まずは、苦にならないことを一つ
何かを習慣にしたいのであれば、最初から大きな目標を立ててはいけません。
むしろ、「自分にとってそれほど苦ではないこと」を1つ選びます。
そして、完璧にやろうとせず、少しでもいいから、とにかく続けてみる。
途中で休んでも、また始める。
生活の中の決まった時間に組み込む。
そうして続けているうちに、
「自分はこのくらいなら続けられる」
「この時間にやると調子がよい」
といった、自分なりの「コツ」が見えてきます。
習慣化の方法は、人によって少しずつ違います。
だからこそ、まずは1つ、実際にやってみることです。
自分に合うやり方は、続ける中でしか見つかりません。
何か1つ、
「これなら、いけそうだな」
と思えることを始めてみてください。
その小さな習慣が、やがて大きな変化につながっていくと思います。
※猿田塾へのお問い合わせはこちらから