お問い合わせ

blog

umbrella

「雨が降れば傘をさす」

2026/9/7

松下幸之助の言葉

私は、松下幸之助さんの言葉を、経営や生徒指導の上でよく参考にしています。

好きな言葉は色々ありますが、その中でも一番好きなのが、

「雨が降れば傘をさす」

という言葉です。

経営のコツを聞かれた幸之助さんが、逆に相手へ、

「雨が降ってきたら、どうしますか」

と尋ねた。

相手が、

「傘をさします」

と答えると、

「その通り。雨が降れば傘をさす。みんな当たり前のようにそうする。経営も同じで、当たり前のことを当たり前にやればよい。ただ、いざそれが経営となると、なかなかできない」

という趣旨の話をされたそうです。

私は、この言葉を見るたびに、考えさせられます。

当たり前のことほど、難しい

例えば商売であれば、

「お客様のためになることをする」

というのが基本だと思います。

お客様が何を求めているのかを考え、それに応える。

言葉にすれば、ごく当たり前のことです。

ところが実際の経営になると、それが難しくなります。

店側の都合をお客様に押しつけてしまう。

本来はお客様の方を向いて仕事をすべきなのに、本社や上司の顔色ばかりを気にしてしまう。

数字を追うことが目的になり、

「そもそも誰のために仕事をしているのか」

が分からなくなる。

こうしたことは、現実によくあるように思います。

勉強も同じ

これは、勉強でもそのまま当てはまると思います。

成績を上げるために最も大切なのは、「地道な反復練習」です。

生徒たちも、おそらく「それが大事」ということ自体は分かっているように思います。

しかし、結果がなかなか出ないと、不安になります。

すると、

「もっと簡単に点数を上げる方法があるのではないか」
「このテクニックを使えば解けるらしい」
「この問題集をやれば一気に伸びるらしい」

といった情報に流され始めます。

そして、本来やるべき基礎練習がおろそかになります。

結果が出ない時ほど、続ける

特に受験勉強では、結果がすぐに出るとは限りません。

単語を覚えた。
計算練習をした。
理科や社会のワークを解いた。

それでも、次のテストですぐに点数が上がるとは限りません。

むしろ、「すぐに結果が出る」ことの方が少ないでしょう。

すると、

「この勉強方法ではダメなのではないか…」

と考えてしまいます。

しかし、やるべきことをきちんとやっているのであれば、そこで簡単に方法を変えないことも大切です。

「やるべきことを、結果が出るまでやり続ける」

言葉にすれば簡単です。

しかし、これを実際に続けるのは難しい。

成果が見えない時期にも続けなければならないからです。

むしろ、そこで続けられるかどうかが、大きな差になるのだと思います。

「王道」を歩む

私は、生徒たちには、勉強だけでなく、この先の人生でも、

「雨が降れば傘をさす」

という姿勢を大切にしてほしいと思っています。

うまくいかないことがあれば、原因を考える。

自分に足りないものがあれば、補う。

やるべきことが分かっているなら、それをやる。

そして、結果が出るまでやり続ける。

そこに派手さはありません。

面白味もありません。

しかし、結局「やり続けられる人」が一番強い。

当たり前のことを、当たり前に、そして長く続ける。

そんな「王道」を歩める人になってほしいと思っています。

※猿田塾へのお問い合わせは、こちら

contact

面談のご要望など、当塾へのお問い合わせはこちらよりお願い申し上げます。後日、当塾よりご記入頂きました電話番号へご連絡いたします。