「言葉」の力
2020/12/15
先日まで保護者面談をしていましたが、
同じ時期に、学校でも面談が行われたようです。
そんな中、ある生徒の面談の様子を
保護者の方から聞かせてもらいました。
その生徒は、実力はあるのですが
イマイチ伸び悩んでいる生徒でした。
「どのようにすればいいのかな…」
と対応に悩んでいた生徒でした。
そんな生徒に対して、
学校の先生がかけた言葉。
「〇〇くんがこんな点数を
取っていてはいけない。」
この面談のあと、この生徒は明らかに
勉強に対する姿勢が変わりました。
文字通り「目の色を変えて」勉強に
取り組むようになってきました。
先生のかけた、たった一言。
その言葉が生徒の心に火をつけた。
素晴らしい一言だと思います。
自分もこの言葉を聞いて、
正直奮い立ちました。
「やっぱり学校の先生はすごいな~」
と思いました。
一方、ある受験生。
周りが点数を伸ばす中、点数を落としていました。
「あれ、どうしたんだろう…」と
思ったのですが、聞くと
「テストの前に簡単な進路の面談が
あったのですが、
『大丈夫だろう』と言われた」
とのことでした。
その言葉をテスト前に聞いて、
おそらく油断したのだと思います。
先生に悪気はなかったと思いますが、
この生徒の性格を考えると、
ちょっと軽率な言葉のかけ方だったかな、
と思いました。
「言葉のかけ方一つで、
人を生かすことも殺すこともできる。」
本で読んだことがあります。
指導するものとして、肝に命じなければならない。
改めて思いました。
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