「面倒見がいい」とは?
2020/12/18
「面倒見がいいです」
塾の宣伝文句としてよく使われる言葉です。
ですが、この「面倒見がいい」とは
具体的にどういうことなのか、
それぞれの塾で異なると思います。
ただ、「面倒見がいい」という言葉の中には
「質問したら、何でも答えてくれる」
という期待がもしかしたら一番大きい
のではないかと思います。
その点でいうと、
うちの塾はあまり「面倒見がいい」とは
言えないかもしれません。
生徒から質問が出た場合、
もしその質問が
・解答を見ればすぐにわかるもの
・自分で調べようと思えばすぐに調べられるもの
・少し考えてみてほしいもの
であれば、まず
「ちょっと自分で調べて(考えて)ごらん」
という形ですぐに答えない場合があります。
「わからないことは、すぐに何でも教えてほしい」
と望むご家庭からすれば、不満が残る
かもしれません。
ですが、「面倒見がいい」という名の下で、
生徒の質問にあれこれと優しく、
丁寧に答えすぎてしまうあまり、
生徒が講師に依存し、
自分の頭で考えることを忘れ、
結局自分1人では何もできなくなってしまった。
そういう生徒を見てきているので、
自分ではそういう指導はしたくありません。
「自分でできるところは自分でやる」
「ちょっと難しいところを自分で考える」
それによって生徒は成長し「自立」する。
塾に依存してしまう生徒よりも、
自分で考えて行動できる生徒を育てたい。
そう考えています。
なので、見方によってはうちの塾は
あまり面倒見がよくないのかもしれません。
ただ、
・毎回の授業ごとに報告書を送っています
・生徒のノートをチェックして、
間違えているところを指摘しています
・受験生には、1人1人英語の長文読解
などの添削を行っています
正直、ここまできちんとやっている塾は
限られていると思います。
なので、個人的にはうちの塾は
「面倒見がいい」方だと思っています。
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