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「書く」

2020/12/24

最近の出来事です。
ひと通り問題集(ミラクルロード)が
終わった生徒がいたので、
もう一度最初から
「繰り返し解く」ように指示しました。
自分としては
「解いた問題を、もう一度『書いて』解く」
という意味で伝えたつもりだったのですが、
その生徒は、ぼんやりと問題を眺めている
だけでした。
おそらく
「前に解いた問題だから、書くまでもないだろう」
と思っていたのだと思います。
「解くスピードが速すぎるな…」
とずっと気にしていましたが、
これが原因か…、と思いました。
そこで、「解きました」という生徒に対して、
「今解いたばかりだから覚えているよね。
じゃあ書き出してみて」
ということで、まったく同じ問題を、
今度は書いて解いてもらいました。
するとポロポロと間違えが見られました。
そこで一言。
「ちゃんと書いてみないと、
本当に覚えているかどうか確認できないよ」。
生徒を指導していて、すべての生徒に感じるのは
「書く訓練が足りていない」ということです。
今回の生徒の場合、
ミラクルロードを例に挙げましたが、
実は英語に関しても課題があります。
生徒のノートをチェックしていると、
「ありえない」ようなミスを連発しています。
「このくらいの学力の生徒であれば、
こういうミスはしないんだけどな…」
と、ずっと気になっていたのですが、
なんとなく理由がわかった気がします。
おそらく家では「書いて」練習していない
のだろうと思います。
書かずに「練習したつもり」になっていて、
書き出してチェックをしていない。
なので、ありえないミスを連発している。
きっとこういうことなのだと思います。
特に中学生程度の学習内容であれば、
ある程度「体で覚える」ということが大事です。
頭で考えるよりも、反復練習をすることで
「手」で覚える。
そうした訓練が足りていないと感じられる
生徒が本当に多いです。
一方で、学力が高い生徒はよく手を動かします。
感心したのは、先日ある生徒のノートを
チェックした際に、
あわせて英語の表現を教えたのですが、
その生徒は、ノートの空きスペースに
メモを取っていました。
ほとんどの生徒は、
こちらが説明しているのを聞いているだけ。
「うん、うん」とうなずいてはいますが、
「本当にわかっているのかな?」
「覚える気はあるのかな?」
という感じがしていました。
ですが、メモを取った生徒は
自分から「忘れないように」ということで
さっと書いたのだと思います。
ちょっとしたことですが、
こうしたところで差はつくのだろうな、
と思いました。
まずは「書く」。
基本的なことですが、できていない子が多いので、
実践してほしいと思います。
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