生徒が間違えやすい問題(数学その1)
2021/8/26
1ヶ月に及ぶ夏期講習の中で、
受験生には主に「基礎固め」を中心に
練習してもらいました。
その中で、全生徒に共通して
「気になったところ」
「同じように間違えている問題」
がいくつかあったので
取り上げていこうと思います。
まず数学です。
数学は、過去問の「問1部分」の
練習をしてもらいました。
全国的に数学の問1部分は
計算や基礎的な問題が出題されます。
なので、まずはこの部分で確実に点数を
取れるようにしたいところになります。
目立ったのは「計算ミス」です。
学力が高い子も低い子も含めて、
「まだまだ計算ミスが多いな」という
印象を受けました。
練習段階でミスをするのは
仕方ないと思いますが、
この先が重要です。
「ミス」を「ミス」として、
「たまたま間違えた」として終わらせるのか、
「間違え」として向き合い、
「なぜそのようにミスをしたのか」
を突き詰めて分析できるか。
「ミス」をした後の対応の「意識の差」が
計算力として後になって効いてくると
思います。
次に具体的な問題での間違えで
気になったものを見ていくと、
まず「乗除が混ざった問題」
での間違えが多かったのが気になりました。
例えば
3÷6×8
という形。
答えは「4」になるのですが、
これを「1/16」として
間違える子がかなりいました。
この問題は、簡単そうでけっこう
引っかかってしまう子が多いように思います。
わり算とかけ算が混ざっている時は、
「すべてかけ算」の形に直してから
解くと間違える可能性が減ると思います。
ちょっとした部分ですが、
気をつけてほしい問題です。
他にも気になった問題が
けっこうありますので、
続きは次回。
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