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ひらめき

本番を想定して練習する

2021/9/22

テストや模試になると、実力を発揮できない子がいます。ふだんは解けるような問題が、テストになると、とたんにできなくなってしまう。いわゆる「本番に弱い」というものです。

原因は人によって様々ですが、一般的には「緊張する場面をあまり経験していない」子がなりやすい傾向にあります。

引っ込み思案で、自分の「世界」にこもってしまい、プレッシャーがかかる環境に身をさらしていない。そのようなお子さんがなりやすいと思います。

これを克服するには「場慣れ」するしかないと思います。学校のテストは限られているので、模試がオススメです。

できれば、知らない人だらけの会場で受けられるとなおいいのですが、コロナの影響で、現在外部の会場での受験が中止になることがあります。なので、場所にはこだわらず、まずは受験してみるのがいいかと思います。

また、ふだん勉強する時にも「本番を想定」しながら勉強することが大事です。

「とりあえず目の前の問題が解ければOK」という姿勢でいると、後で伸び悩みます。

「この問題の意図は何だろうか?」
「小問で誘導されている形になっているが、もしこれが誘導なしだったら解けるか?」
「だいぶ時間がかかってしまったが、もっと短い時間であっても解けるか?」

このように、日頃から「本番を想定」しながら練習しておくことで、いざ本番で想定外の事態が起こったとしても、対応することができます。

私が高校受験の勉強をしていた時、常に「計算練習」「漢字練習」を高い意識してやるように心がけていました。

それは「本番という緊張感がある中でも、絶対にミスをしないだけの正確性を身につける」という目的があってのことでした。

計算や漢字は基本的な勉強ですが、そうしたところで手を抜かずに準備することを心がけていました。

その練習のおかげで、計算に関しては常に絶対的な自信を持って試験に挑むことができました。また、漢字に関しては、入試本番、最初の漢字書き取り問題で手が震えて書けなかった時も、何とか気持ちを鎮めて問題に取り組むことができました。

ただ漫然と毎日の勉強をするのではなく、「なぜその練習をしているのか?」という目的意識を持って取り組む。同じ勉強をしていても、その目的意識の差によって、効果はかなり違ってくる。そう思います。

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