「古くて新しい」のが歴史
2021/9/23
戦国時代にドハマリしています。
本を読むだけでは飽き足らず、You Tubeの戦国関連のチャンネルを片っ端から見ています。
その中で「戦国・大和田チャンネル」というチャンネルを見つけました。
静岡大学名誉教授の小和田哲男先生のチャンネルです。歴史研究の第一人者の方のお話をただで聞くことができる。いや~、いい時代です。
こちらの小和田先生と「戦国BANASHI」というチャンネルをやっている「ミスター武士道」さんとの対談の動画を見ました。
その対談の中で、ミスター武士道さんが「古くて新しいのが歴史のおもしろいところ」というような発言をされていて、「なるほどな~」と思いました。
例えば「今川義元」という武将がいました。桶狭間の戦いで織田信長に討たれた、といういわゆる「やられ役」の武将です。
自分たちの小さい頃は、「京かぶれの武将」「蹴鞠にハマっていた」「眉毛が短い」「馬に乗れないので、輿に乗っていた」というような、あまりいい印象ではない武将でした。
ところが、最近の研究では「海道一の弓取り」と呼ばれていたのは伊達ではなく、領国統治に優れた武将だった、とする説が有力になってきているようです。
昔に起こった出来事だけれども、新しい資料が出てくることによって、今まで「常識」とされてきたことがひっくり返る。ここに歴史の面白さがあるのだと思います。
最近アップされた小和田先生のこちらの動画なども、新しい資料によって今までの考え方が変わる、という点で非常におもしろいです。
今通っている生徒たちは「社会」が苦手、というか嫌いな生徒が多いです。「何とか興味を持ってもらえるといいな」と思って、空き時間には必死に歴史の話をしています。
というか、単に新しく知った戦国話をしたいために、生徒を付き合わせているだけ、かもしれませんが…。
☆YouTubeチャンネルもやっています
https://www.youtube.com/channel/UCcorE8DZR8FqA_EX2tlHo-A/featured?view_as=subscriber
ぜひご覧ください