「簡単な」テストと「難しい」テスト

２学期中間テストの結果が返ってきています。

２学期中間テストは、特に１年生は「点数が下がりやすい」テストです。ということでかなり警戒していました。

ですが、今のところ、思ったよりも悪くない生徒の方が多い印象です。

「ああ、よかった」と一安心する一方で、「実はテストが簡単だったんじゃないか」という疑惑の目も持っています。なので、成績表が出るまでは何とも言えない状況です。

１・２年生は比較的結果のいい生徒がいる一方で、３年生は総合テストの厳しさにあえいでいます。

こうしたコントラストを見ていると、「簡単な」テストと「難しい」テスト、どっちの方がいいのかな、とふと思いました。

「簡単な」テストのメリットは、
「少し頑張れば結果が出るので、幅広い学力層のモチベーションが保ちやすい」
だと思います。

一方で「簡単な」テストのデメリットは
「難しいテストになった時に、一気に点数が下がる恐れがある」
「『本当の実力』以上の結果が出てしまい、実力を把握するタイミングを逃す」
だと思います。

また、「難しい」テストのメリットは
「本当の実力を計ることができる」
だと思います。

一方で「難しい」テストのデメリットは
「やってもやっても結果が出ないので、モチベーション維持が難しい」
だと思います。

なかなか「バランスのいいテスト」というのは難しいのですが、個人的には、

１・２年生であれば、
１教科平均６０点、５教科で３００点。

３年生であれば、
１教科平均５０点、５教科で２５０点

このくらいが生徒の実力を計るのにはちょうどいいのではないか。そう考えています。

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