「大河ドラマ」ってすごいね
2021/11/8
昔と比べると視聴率が下がっているようですが、「大河ドラマってすごいな〜」と改めて思うことがありました。
お土産選び
先日の金沢旅行。一番悩んだのは「生徒へのお土産」でした。
「金沢に行ったということがわかるもの」
「金沢感のあるもの」
「ちょっと子供たちに考えさせるもの」
がいいな、と思ってあれこれと探しました。
最初に目をつけたのは「金箔のようかん」でした。「豪華だし、これは金沢っぽくていいな〜」と思いました。わかりやすい派手さは子供ウケもよさそうです。
で、値段を確認したのですが…。
「これは子供たちにはぜいたくだな」ということであえなく却下。それでも気に入ったので、一番安いものを両親へのお土産としました。
その後も探すのですが、あれもこれもと色々ありすぎて、逆に決めることができない…。
そこで、「戦国ものに絞って探そう!」と、あえて的を絞って探すことにしました。
意中の品物、発見
そうやって探すこと数十分。やっと自分のお眼鏡にかなう品物を発見することができました。それがこちら↓
前田家の家紋「梅鉢」が入ったおまんじゅうです。「金沢といえば、前田家」。これはいい!話のネタにもなる。ということで、こちらを購入しました。
生徒の数を考えて2箱買いましたが、結構な量になりました。「開校当初と比べると、だいぶ生徒数も増えたんだな…」と、生徒のお土産の数を考えることで、ふと思いました。ありがたいことです。
お土産、生徒に配る
で、帰ってきてさっそく生徒に配りました。「前田利家」は戦国好きには有名な武将です。が、小中学生ではまだ知らない子の方が多いかな、と思いつつ、配りました。
裏面には製造元の住所が入っているので、金沢に行ったことがすぐにわかってしまいます。なので、家紋が見える方を上にして、
「この家紋を使っていた戦国武将がいたところに行ってきたんだけど、どこかわかる?」
という形で、生徒に聞いてみました。
案の定、生徒はキョトンとするばかり。全然答えられません。そこで、色々とヒントを出すのですが、まったく答えられず。
で、答えを言うのですが、「前田利家」の名を出しても「?」という感じでした。
学校では習わないことではありますが、これはちょっと寂しい。もっと戦国のことを学んで生徒に還元しなくては。そう思いを新たにしました。
織田信長と明智光秀
そんな中、小学生の生徒に、いつもと同じようにお土産を渡したのですが、案の定わからない。そこで
「知っている戦国武将を挙げてみたら。もしかしたら当たるかもよ」と聞いてみました。
そこで出てきたのが「織田信長」と「明智光秀」。
「それって『麒麟がくる』じゃない?」と否定しつつ、「大河ドラマの影響か」と思いました。
あまり歴史に興味のない子供であっても、大河ドラマの主人公やその周辺の有名人についてはなんとなく知っている。
そのような状況にあって「やっぱり大河ドラマの影響力はすごいな」と思いました。
真田丸の時もすごかった
そういえば、数年前に放映された「真田丸」の時にもそれを感じました。
真田丸が放映される数年前に真田神社を訪れた時、人影はまばら。「ここに真田幸村が祀られているというのに…」と寂しく感じました。
その後、「真田丸」が放映中に、上田城に行く機会がありました。数年前の閑散とした状況を知っていたので、「大河ドラマがやっているとはいえ、なんとかなるだろう」と思っていたのですが、市内の駐車場は満車だらけ。
前はあっさりと止められたのに、この時は、市内のかなり離れたところに止めました。
そして、例の真田神社へ向かったのですが、この時は出店も出て大盛況。近くでやっていた大河ドラマの記念館は行列待ち。
「これが数年前に閑古鳥が泣いていた同じ場所か…」とびっくりすると同時に、大河ドラマの影響力の大きさを感じました。
安曇野に、いる?
町おこしに「大河ドラマの誘致」はめっちゃ効きそうだな、と思います。で、我が地元の安曇野を考えた時、大河ドラマになりそうな人物いるのかな?と思いました。
パッと考えて、いないですね…。自分が知らないだけか。いずれにしても、地元の歴史についてももう少し詳しくなろう。そんなことを思いました。
※ちなみに、家紋を見て「前田家」と答えられたのは、歴史(戦国好き)の小学生の男の子、ただ一人でした。
☆YouTubeチャンネルもやっています
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ぜひご覧ください。