6期生のみんなへ
2022/3/31
今日で2021年度が終わります。
毎年、この日になると、その年に卒業していった3年生のことを思い返します。
期待から始まった1年
今年の3年生は、中1から通ってくれていた生徒が多かったです。
また、全体的に素直な子が多くいました。
「素直な子は伸びる」
というのが持論でしたので、
「この子達が3年になったら、やってくれるのではないか…」
という期待を抱きつつ、今年度の受験が始まりました。
受験は甘くないな…
ですが、結論から言うと「思った以上に伸びなかった」という感想を抱く結果となりました。
生徒たちは、全員無事に合格してくれました。
ですが、「もっとできたのではないか…」という気持ちを抱えたまま送り出す形になりました。
その意味では「不完全燃焼」の1年だった。これが偽らざる本音です。
期待していた生徒たちだっただけに、「うまく伸ばしてやることができず、申し訳なかった」という思いがあります。
そこに油断はなかったか
今年は自分自身、受験生の指導にある程度の自信を持って臨んだ1年でした。
安曇野市での指導も6年目を迎え、自分の中で手応えを持っていました。
「こうすれば、もっと生徒が伸びる」
そう自信がある中での指導でした。
ですが、思うように生徒を伸ばすことができなかった。
「自分の中に油断があったのではなかったか」
そう自問自答する日々です。
生徒たちに助けられる
2021年度は、自分の力不足を痛感する1年でした。
「今年は不合格の生徒が出てしまうかな…」
そう思っていたことも、正直あります。
ですが、そのような中でも、生徒たちが自分たちの力で、合格を勝ち取ってきてくれました。
「親はなくとも子は育つ」ではないですが、子どもたちは、大人の考えている以上に可能性を秘めている。
今年の受験生からは、そのことを教えてもらったような気がします。
自分の実力不足を、生徒たちにカバーしてもらった。
塾講師としては何とも締まらない話ではありますが、今はこのような心境です。
6期生のみんなへ
6期生のみんな、合格おめでとう。
受験生としての1年間、よくがんばったと思います。
思い通りにいかなくて、辛いこともたくさんあったと思います。
ですが、最後まで望みを捨てずに努力し、合格を勝ち取ることができました。
この経験はこれからの人生において、きっと支えになることと思います。
高校に進学しても、周りの人への感謝を忘れず、楽しい高校生活を過ごしてほしいと思います。
そんな6期生に贈る言葉。
それは「もっと自分の可能性を信じて、努力してほしい」ということ。
皆さんは、高校に合格することができました。
ですが、私の目から見たら、「もっと成長する」ことができたように思います。
うまく伸ばしてあげることが出来なかった自分が言うのもおかしいですが、それは強く感じます。
そしてそれは、「もうここまででいいや」と言って、あきらめてしまっていた部分があったからではないか。
そのように感じています。
もっと自分の可能性を信じて下さい。
そして、人よりも努力して下さい。
進学先の高校で、さらに成長することを、陰ながら応援しています。
6期生のみんな、ありがとう。
君たちとは過ごした日々は、私にとっても、勉強の毎日でした。
☆YouTubeチャンネルもやっています
https://www.youtube.com/channel/UCcorE8DZR8FqA_EX2tlHo-A/featured?view_as=subscriber
ぜひご覧ください。