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人間的成長なくして技術的進歩なし

2022/6/15

最近、こちらの本を読みました。

「砂まみれの名将」

野村克也監督が、社会人野球チーム「シダックス」の監督を3年間務めていた時の軌跡を描いた内容です。

「野村監督」と「オシム監督」の本は、ノンストップで購入してしまいます。

こちらの本も、知ってからすぐにAmazonで購入してしまいました。

ノムさんが最初に選手に言うこと

野村監督が亡くなってから時間が経ちましたが、今でもその「教え」というものは色あせることなく人々の心に残るものだと思います。

この本を読みながら、ふと野村監督の言葉を思い出しました。

それが、今回のブログのタイトル

「人間的成長なくして、技術的進歩なし」

です。

野村監督が選手に最初に訴えること。

それは

「一野球人としてではなく、一社会人として恥ずかしくない行動をすること」

だそうです。

どれだけ技術を磨こうとしても、人間として未熟であれば、技術は伸びない。

逆に、技術的に未熟な選手であっても、人間性が優れていれば、努力によって技術を伸ばしていくことができる。

「まずは人間性」ということをおっしゃりたかったのではないか。そう思います。

知識より前に「人間性」

私も一指導者として、この言葉に大いに感じるところがあります。

生徒に「知識」を教えること。今はそれが主となっています。

「塾」なので、それはごくごく普通のことだと思います。

ただ、指導をしていく中で

「ただ生徒に『知識』を身につけさせることだけやっていていいのだろうか…」

と感じるようになっています。

どれだけテストでいい点を取ろうが、いい高校に進学しようが、それは人生の中の「ある一面」に過ぎません。

そうでなく、生徒一人一人の人生を考えた時に、一人の人間として、どのような人生を歩んでいってほしいのか。

そうしたことを考える時、ただ知識だけ教えることが、果たして有効なのかどうなのか。

一方で、知識を教えるにしても、その前にある程度の「人間性」を備えていなければ、どれだけこちらが教えようとしても、生徒が成長しない。

指導しながら、このように感じている部分もあります。

「人間的成長」を促したい

知識を身につけることは大事です。

ですが、それ以上にまず「人としての道」を学ぶことの方がもっと大事。

私はそのように感じています。

また、きちんとした「人間性」を備えた人物の方が、より知識を身につけ、より成長することができる。

最近はそのように感じています。

まずは「人間的成長」を促す。

そのために、どのように指導していけばいいか。

明確に「これだ!」というものがないので、今は手探りの状態です。

ですが、そうした思いは忘れずに、日々指導していきたい。そう思います。

☆YouTubeチャンネルもやっています
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ぜひご覧ください。

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