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Magnifying glass

アラ探し

2022/6/24

塾講師の重要な仕事の1つが「アラ探し」です。

というのも、生徒の「できた!」ほど、あてにならないものはないからです。

自己採点をさせてみるが…

テスト前になると、テスト範囲の部分の「小テスト」を実施します。

「問題を解き、採点をし、点数まで出す」

という一連の流れを、各自にやってもらいます。

「この生徒であれば、大体このくらいの点数になるだろう」

という大まかな予想を立てているのですが、その点数よりも高い点数を取る場合があります。

そこに「チェック」が入ります。

点数がいいと、本人は「できた!」と満足そうにしています。

ですが、こちらでチェックしてみると、

・符号間違え
・数字が違う
・スペルミス
・文字の抜け
・そもそも全然違う!

というような、採点ミスのオンパレードです。

そうした解答用紙に、1つ1つふせんをつけて、

「はい、やり直し」。

これがテスト前の1つのルーティンワークとなっています。

「ちょっとの差」が大きい

一通り生徒の解答用紙をチェックをしますが、「毎回指摘される生徒」と、「ほぼ指摘されない生徒」と大きく分けられます。

「毎回指摘される生徒」は、伸び悩みます。

「こちらから毎回間違えを指摘される」ということは、自分で「どこが間違えているのかを気づく力がない」ということになります。

なので、こちらが気づかない限り、間違えは放置されます。

その結果、「やってもやってもなかなか伸びない」という風になります。

一方、「ほぼ指摘されない生徒」の場合、「自分で修正する力」があるといえます。

こうした生徒の場合は、間違えたところを中心にチェックすればいいです。

なので、本人が気づいていなさそうな知識を指摘していけばいいので、より深い勉強をすることができます。

こうした「ちょっとしたところ」の差が大きいんだよな、と生徒の解答用紙をチェックするたびに思います。

自分で意識するしかない

では、こうしたミスをなくすにはどうすればいいか。

これは「自分自身で意識して直す」しかないと思います。

周りでどれだけ指摘をしても、直らない生徒は直りません。

講師ができるのは

「間違えを指摘すること」

そして

「それを直すように促し続けること」

くらいです。

本人がいかに「間違えた問題」と正面から向き合うことができるか。

そうした姿勢を持つことができる生徒から、成長していく。そう感じています。

☆YouTubeチャンネルもやっています
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ぜひご覧ください。

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