言うは易く行うは難し

2022/9/7

塾の経営者向けのセミナーに参加しました。

塾を経営していく上で「このようにした方がいいよ」というアドバイスをいくつかいただきました。

聞いているうちは「なるほど…」と思います。

ですが、それを実行しようとする時の「腰の重さ」といったらありません。

成功の秘訣とは

成功する人の秘訣として

「成功者のやっていることを、そのままマネをする」

というのがあります。

成功している人と、同じことをすれば必ず成功する。

それは多くの人が言っていますし、「実際にそうなんだろうな」と、頭では理解しています。

ですが、それを「行動」に移すのが難しい。

「時間がないから…」
「他にやることがあるから…」

と、言い訳を探して、結局やらないでいる自分がいます。

人間には「コンフォートゾーン」（快適空間）というものがあり、そこからなかなか抜け出すことができないそうです。

これは「本能レベル」でうめこまれた感覚なので、「コンフォートゾーン」にいることは、本能的には普通のことです。

ただ、そこから一歩抜け出して、新しいことに挑戦しないと「成長」はしません。

いかに自らの「コンフォートゾーン」から抜け出し行動するか。

これが成長を左右する意識なのだと思います。

生徒に

「素直に言われたことをやる人は伸びるよ」

と言っている自分自身が、なかなか素直にアドバイスを実行しない。

「これじゃ、生徒にアドバイスしても、説得力はないわな…」

そんなことを、セミナーを聞いた後で思いました。

自分のやり方が一番快適なのだから、こちらのアドバイス通りやりたくない。

そんな生徒の気持ちが、何となくわかりました。

ですが、そこで止まっていたら、お互いに成長はありません。

「範を示す」ではないですが、まずは自分が行動で示す。

全部やろうとするのは厳しいので、アドバイスを受けた中で、「まず１つ」は確実に実行しよう。

そう思いました。