テスト勉強のやり方
2022/9/6
安曇野市の中学では、2週間後に2学期中間テストがある学校が多いです。
そのため、今週と来週は、テスト勉強に来る生徒が多いです。
生徒のテスト勉強をしている様子を見ていると、
「ちょっとやり方がマズイな…」
と思う生徒がちょこちょこ見られるので、その都度アドバイスしています。
そんな生徒の「テスト勉強」の中で、「これは変えた方がいい」というものを挙げようと思います。
基本的なテスト勉強法
その前に、効果的な「テスト勉強」について触れておきます。
一番シンプルかつ効果的なのは
「学校のワークを解く」
ということです。
テストは学校のワークを基準にして作られていることが多いです。
なので、まずは「学校のワーク」を解く。これが大事です。
結果が出せている生徒は、だいたい「学校のワーク」をしっかりとやり込んでいます。
逆に結果がいまいちな生徒は、解いていません。
たまに「何度も解いているよ~」という生徒もいます。
ただ、そうした生徒の場合、突っ込んで確認してみると
「なんとなく」「ただ解いているだけ」
ということがわかります。
ただ「枠を埋める」だけでは「解いている」とは言えません。
テストと同じような状態で解く
↓
解けなかったところ、間違えたところを解説を見て確認する。
↓
それでもわからないところは調べたり質問をして、理解する
ここまでやって、初めてワークを「解いた」と言えます。
「何となく」ワークを解いてしまっていないか、一度振り返ってみてほしいと思います。
効果的「ではない」テスト勉強
ここからは、効果的「ではない」テスト勉強を挙げます。
一番多いのは
「教科書を見ながら、ワークを解く」
です。
これは理科や社会を解く場合に多いです。
はっきり言って、これはどれだけやっても力がつきません。
これは「カンニングをしながら」問題を解いている状態なので、どれだけやっても覚えられません。
なので、今すぐに止めた方がいいです。
次に
「教科書の内容をノートに書き写す」
というのも、よくないです。
真面目な子に多いのですが、こちらも時間をかけた割にほとんど覚えられません。
「頑張っているんだけど、なかなか結果が出ない」
という生徒は、こうした「ノートまとめ」に時間を費やしていないか、注意してみてほしいです。
最後に
「答え合わせをまとめてやる」
というのもよくないです。
まとめて答え合わせをしてしまうと、最初の方に解いた問題の内容を忘れてしまいます。
その状態で答え合わせをしても、「自分がどのように間違えたのか」という部分を忘れてしまっています。
そのため、せっかく答え合わせをして修正できるチャンスがなくなってしまいます。
答え合わせは「1ページずつ」です。
細かい点ですが、大事なので意識してほしいと思います。
目的意識を持つ
テスト勉強も「ただ、やる」のではなく「目的意識を持って」やってほしいと思います。
「どのように勉強すれば、テストでいい点数を取れるか」
その点を意識すれば、行動も変わってくると思います。
☆YouTubeチャンネルもやっています
https://www.youtube.com/channel/UCcorE8DZR8FqA_EX2tlHo-A/featured?view_as=subscriber
ぜひご覧ください。