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生徒の入試結果を聞いて思うこと

2023/3/21

先日、「卒塾式」を行いました。

今年の受験生に集まってもらい、「受験勉強でつらかったこと、大変だったこと」などを、書いてもらいました。

「受験生の言葉」は「後輩へのメッセージ」として、これから受験を迎える中2生以下に引き継がれます。

身近な先輩のメッセージは、後輩にダイレクトに伝わります。

こうした「伝統」のようなものが、毎年引き継がれていることを嬉しく思います。

予想よりも平均点は上?

その際に、受験生の「入試結果」を一通り確認することができました。

その結果を聞いて、いくつか思ったことがあります。

まず1つは

「平均点は、自分の予想よりも高くなりそう」

ということです。

以前のブログで、平均点は

「240~250点」

と予想しました。

ですが、生徒の結果を聞く感じでは、もう少し上がりそうな感じです。

英語がもっとみんなボロボロになるかと思ったのですが、思ったよりも取れていました。

また、数学の点数も、思ったよりも良かった生徒が多かったです。

なので、予想よりも「+20点」くらいにはなりそうな気がします。

正式な結果が出た後で、また感想を述べたいと思います。

点数がよかった生徒の特徴

次に思ったのが、

「本番で結果がよかった生徒」

の特徴です。

「予想していたよりも、本番の結果がよかった」

生徒が何人かいましたが、その人達には「共通点」がありました。

それは

「国語が得意」な「男子」

ということです。

彼らの結果は、これまでの総合テストや模試の時と比べると、かなりよかったです。

テストの点数だけで見れば、「余裕で合格した」と言えると思います。

こちらについても、以前のブログで触れましたが、やはり

「国語が得意な生徒は強い」

ということを、改めて思いました。

また、テストに関しては、

「男子の方が、女子と比べて後半の伸びが大きい」

ということも、改めて思いました。

女子は、「先行逃げ切り」
男子は、「後半追い込み」

というのが、大まかな特徴なのかな、という気がします。

女子は、内申点や総合テストで結果を出し、早い段階から高得点をキープ。

男子は、内申点は最低ラインを取り、後半のテスト勝負。

このような「男女の傾向」というものを頭におきつつ、指導しなければならないな、ということを思いました。

「国語」の重要性を感じる

今年の受験生の入試結果を聞き、改めて

「国語」

の重要性を感じました。

国語で結果を残していた生徒は、男女問わず本番でも安定した成績を残しました。

今回、結果が良かった生徒は

「国語の得意な男子」

と言いましたが、彼らは、休憩時間になると、文庫本を取り出して、読んでいることがありました。

このような「読書の動き」をする男子は、後半に伸びることが多いです。

一方、国語を苦手にしていた生徒は、結果がふるいませんでした。

「国語の出来」

が明暗を分けたように思います。

繰り返しになりますが、「国語」の力を中学になってから伸ばすのは、かなり厳しいです。

小学生のうちに、いかに「国語」の力を上げておくか。

もっと言えば、いかに「読書習慣」を身につけさせるか。

そのことの重要性を、改めて感じる入試結果だったように思います。

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