大学合格実績検証⑥ 松本秀峰(2023)
2023/7/7
「いい高校かどうか」の指標の一つとして、「大学合格実績」というのは、間違いなく評価ポイントの上位に来ると思います。
そこで、気になる高校の「大学合格実績」をまとめてみようと思います。
※これまでの記事
→「大学合格実績検証① 長野VS松本深志(2023)」
→「大学合格実績検証② 松本県ヶ丘(2023)」
→「大学合格実績検証③ 松本蟻ヶ崎(2023)」
→「大学合格実績検証④ 松本美須々ヶ丘(2023)」
→「大学合格実績検証⑤ 松商VS松本第一VS都市大塩尻(2023)」
今日は、中信地区の私立中高一貫校「松本秀峰中等教育学校」です。
なお、これから挙げる数字は、
の数字を参考にしています。
旧帝大+一橋大・東工大・神戸大
まずは東大・京大を除く旧帝大と、一橋大、東工大、神戸大の合格者数です。
北海道大:2名(深志13、県ヶ丘2)
東北大:0名(深志6、県ヶ丘4)
名古屋大:1名(深志11、県ヶ丘2)
大阪大:2名(深志5、県ヶ丘2)
九州大:1名(深志1、県ヶ丘1)
東京工業大:1名(深志1、県ヶ丘0)
一橋大:0名(深志5、県ヶ丘0)
神戸大:0名(深志1、県ヶ丘0)
主な国公立大
次に、主な国公立大です。
信州大:7名(深志41、県ヶ丘49)
筑波大:0名(深志5、県ヶ丘3)
千葉大:1名(深志3、県ヶ丘4)
東京学芸大:0名(深志1、県ヶ丘3)
横浜国立大:0名(深志1、県ヶ丘3)
新潟大:0名(深志9、県ヶ丘11)
富山大:2名(深志6、県ヶ丘11)
金沢大:0名(深志8、県ヶ丘4)
早慶上理
次に、「最難関私立」と言われている「早稲田」「慶應」「上智」「東京理科」の合格者数です。
早稲田:8名(深志13、県ヶ丘2)
慶應:4名(深志11、県ヶ丘1)
上智:0名(深志5、県ヶ丘0)
東京理科:16名(深志23県ヶ丘12)
GMARCH
次に、「関東の難関私立」と言われる「学習院」「明治」「青山学院」「立教」「中央」「法政」の合格者数です。
学習院:0名(深志1、県ヶ丘3)
明治:18名(深志33、県ヶ丘18)
青山学院:4名(深志10、県ヶ丘15)
立教:9名(深志21、県ヶ丘13)
中央:2名(深志23、県ヶ丘19)
法政:6名(深志31、県ヶ丘24)
関関同立
次に、「関西の難関私立」と言われる「関西学院」「関西」「同志社」「立命館」の合格者数です。
関西学院:0名(深志6、県ヶ丘2)
関西大:0名(深志4、県ヶ丘7)
同志社:5名(深志12、県ヶ丘5)
立命館:27名(深志71、県ヶ丘28)
合格者数TOP3
最後に、松本秀峰の合格者数が多かった大学3校を挙げます。
1位:芝浦工業大 32名
2位:立命館大 26名
3位:工学院大 22名
最近、小学生の保護者様より、
「中学受験を考えている」
というお問い合わせを受ける回数が増えています。
うちの塾では中学受験対策をしていないため、お断りをしているのですが、我々の時代では「中学受験」という選択肢はほぼ皆無だったため、
「これも時代だな」
と思っています。
と同時に、
「中学受験をする小学生は、一般的に優秀な子が多いが、『大学進学』という面で公立高校と比較したらどうなのかな?」
という疑問が出てきました。
そこで、今回調べてみました。
松本秀峰の定員は「80名」と、他の公立高校と比べて少ないです。
そのことを考慮しなければなりませんが、個人的には「う~ん…」という印象を受けました。
ざっくりとした印象では、「深志と県ヶ丘の間」くらいの結果なのかな、と。
「6年中高一貫」というメリットが活かしきれていない印象を受けました。
もう少し「難関国立大学」「医学部」の合格者が増えてきてほしいな、と思っています。
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