
「負荷」をかけて練習する
2023/10/27
小学校は問題なかったのに…
小学6年生の生徒には、徐々に中学に向けての準備を始めています。
特に「算数」に関しては、念入りに準備を始めています。
「小学校まではある程度勉強ができていたのに、中学に入ったら、成績が普通になってしまった」
こうした子はいると思います。
その1つの原因に、
「小学校時代に、負荷をかけない練習ばかりしていた」
ということが挙げられます。
基本的な問題ばかりでは
小学校のテストで問われる内容は
「基本的な内容」
が多いです。
少し練習すれば理解することができる。
そうした内容を中心にテストが出ます。
少し難易度が高い「応用問題」も出ますが、その部分について、繰り返し練習することが少ない。
ですが、中学に入ると、こうした「応用問題」についての解き方までしっかりと理解できていないと、解けない問題が増えてきます。
そのため、
「小学校の時はテストの結果がよかったのに…」
という現象が起こるのだと思います。
意識して「負荷」をかける
このような状態にならないようにするには、小学生のうちに、ある程度「負荷」をかけて練習しておく必要があります。
基本的な問題だけでなく、少し踏み込んだ内容の問題まで解く練習をする。
その際に
「なぜそのような解き方をするのか」
ということを、きちんと理解しながら進めることが重要です。
こうした「負荷」をかけた練習は、小学校時代には、結果として特に表には出てきません。
小学校では基本的な内容を中心に聞かれるので、そこまで深い理解をしなくても、十分に結果は出ます。
ですが、中学に入ってからの伸び方が変わってきます。
中学に入ってから伸び悩まないようにするためにも、ある程度基礎が身についている生徒さんは、
「負荷をかけて練習する」
ということを意識して、今のうちから中学に備えていってほしいと思います。
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