「学力」と「人間性」
2023/11/8
「学力」と「人間性」
生徒を指導していると、「学力が伸びやすい生徒」は、「人間性」も高い、という気がしています。
この場合の「人間性」というのは、
・素直
・人の話をよく聞く
・すぐに実行できる
ということになります。
こうした「人間性」を持っている人は、おそらく仕事をする上でも、重宝される人材ではないかと思います。
反対に、「人間性」に課題がある場合、具体的には
・頑固
・人の話を聞かない
・なかなか行動しない
という人は、「学力」という部分でも伸びにくいように思います。
そう考えると、
「学力」を伸ばしたいと思うなら、まず「人間性」を高めていかなければならないのではないか。
そのようなことを思います。
勉強を通じて、人間性を高める
逆に、
「学力を高めていくことで、人間性も磨かれる」
ということが言えるように思います。
あまり勉強に前向きではなかった生徒が、勉強することを通じて人間性を磨き、成長していく。
そうした生徒たちの姿を見てきました。
当塾のテーマは
「勉強を通じて、人間性を高める」
です。
勉強を通して、いかに一人一人の人間性を高めることができるか。
それが一番重要だと思っています。
「テストの点数が上がった」
「志望校に合格した」
というのは、あくまで「人間性を高める」という過程の中で得られる成果であり、それだけが重要だとは考えていません。
大事なのは、むしろその先。
「いい結果が出たから」といって、そこで満足して成長が止まるようであれば、私の指導は「失敗」だった。
そう感じています。
何よりもうれしいこと
私が
「塾講師をしていてよかった」
と思うのは、高校に進学した生徒たちの、その後の動静を聞いた時です。
特に
「思うような結果が出なかった」
生徒たちの頑張りを聞くと、一番嬉しく感じます。
・高校入試はダメだったけれど、高校3年間、勉強を頑張って、大学に合格した
・高校でいい成績を取ることができたら、勉強に目覚めて、今も資格取得に向けて勉強を続けている
こうした卒業生の話を聞くと、本当に嬉しく思います。
これからの時代は、
「死ぬまで勉強し続ける」
という姿勢が大事になってくると思っています。
卒業していった生徒たちが、継続して勉強を続け、人間性を高める努力を続けている。
そうした生徒たちの頑張りが、私の励みになっています。
また、
「生徒たちには負けていられないな」
と、自分自身も努力する原動力になっています。
生徒たちには、ただ「結果」のみを追い求めるだけで満足してほしくない。
勉強をすることで、「人として大事なもの」を身につけていってほしい。
そう願っています。
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