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お天道様は見てござる

2023/11/20

小さい頃の教え

小さい頃に、おじいちゃんやおばあちゃんに言われていました。

「誰も見ていないと思って悪いことをしても、お天道様が見ているよ」

小さい頃は、「まあ、そんなもんかな」と思うくらいでした。

が、歳をとったせいか、最近はこの言葉がとても心に響きます。

誰も見ていないところの行為が、その人の本性を表している。

そう思います。

また最近、このような言葉も目にしました。

「人が見ていないところの行動が、人が見ているところの行動に表れてくる」

「誰も見ていないから」と思って手を抜く。

自分ではバレていないと思っていても、目に見える部分の行動を見ると、わかるひとにはわかってしまう。

そういうことなのだと思います。

どれだけ言い繕っても

生徒の様子を見ていると、このことは本当に感じます。

塾にいる時間は、私の目が光っていることもあり、みんな一生懸命勉強しています。

ですが、塾にいる時間は、1週間の中でもほんの少し。

私の目が光っていない

「家で、誰も見ていない中で、どれだけ勉強しているか」

が大事になります。

口では「家でも勉強してます」と言っていても、生徒の問題を解いている様子を見れば、

「あ、この子は家でやってないな」

というのは、すぐにわかります。

生徒自身は「ごまかせている」と思っていても、ごまかしきれません。

また、仮に私の目をあざむけたとしても、結局は「テストの点数」という形で表れます。

「見えないところの努力」というのは、結果として必ず表に出てきます。

誰も見ていないところでも

勉強は、ある意味「孤独な作業」です。

誰も見ていないところで、一人問題と向き合う。

そういった姿勢が要求されます。

こうした「孤独な作業」に対して、正面から向き合い、努力を継続できる。

そうした生徒が、人が見ている「結果」という部分でも、目に見える成果をあげることができます。

仮に誰も見ていなくても

「お天道様は見てござる」

です。

お天道様の視線を感じながら、誰も見ていないところでも恥ずかしくない行動をする。

そうした姿勢が大事なのだと思います。

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