「やるべきこと」をやる子は強い
2023/11/30
「殻を破った」生徒
今回の2学期期末テストで、「殻を破った」と感じる子がいました。
これまでも、それなりに安定した成績を収めてはいました。
ですが、その子の実力からすると、「もう少しできるんじゃないか」という感じもありました。
その「殻」を突破するために、塾に通うようになった生徒でした。
今回のテストで、その「殻」を突破したように思います。
課題を持って塾に通い始めた生徒が、課題を克服して成長していく。
こうした生徒の成長を見ることができるのが、塾講師の醍醐味でもあります。
何をしたか?
では、今回「殻を破った」生徒は、どのようなことをしていたのか。
ポイントは3つあると思っています。
①勉強量を増やした
②教科書内容を徹底して覚えた
③ワーク、プリントを解きまくった
①に関しては、当塾のテスト前に行っている「カンヅメ」を積極的に利用していました。
「家だと勉強に集中できない」
ということで、テスト前はかなり長時間、塾で勉強していました。
②に関しては、特に「英語」を勉強する姿を見ていて感じました。
この生徒の学校では、「unit」ごとのプリントが配られているようでした。
その内容について、何度もノートに書いて練習している姿を目にしました。
「教科書内容をきっちりやり込んでいるみたいだから、英語は大丈夫だろう」
そう思っていたところ、やはり結果は90点以上取っていました。
③については、各教科のワークを繰り返し解いていました。
そこにプラスして、これも学校から配られた「単元テスト」を持って来ていて、こちらも繰り返し解いていました。
①~③のことをきっちりとやりきった結果、成績を上げることができました。
同じ物を与えられても
この生徒は、
「特別な問題集」
を解いた訳でもなく、
「特別な指導方法」
を聞いたわけでもありません。
他の生徒も使っている「ワーク」「プリント」「問題集」を解いていました。
ただ、それを「徹底して繰り返す」ことはしていました。
それで、しっかりと結果を残しました。
常日頃から生徒たちに伝えていることです。
「ワークを繰り返し解く」
「テスト前は勉強する量を増やす」
これを忠実に「やりきった」生徒は、結果を残しました。
「やるべきことをやる子は強い」
今回「殻を破った」生徒を見て、改めてそう感じました。
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