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Positive thinking

「プラス思考」で臨む

2024/2/13

中学最後のテスト、終わる

2月に入り、受験生は中学最後のテストが終わりました。

これからその結果が返ってくる、あるいはすでに結果が判明している人もいるかと思います。

「結果がよかった」人は、その結果を自信にして、いいイメージを持って、本番に臨んでほしいと思います。

「結果が悪かった」人。

これは、悩ましいところです。

「たまたま結果が悪かった」のか

「目標とする点数を取れるだけの実力がついていない」のか。

これから先は、判断材料がありません。

また、ここから先の「判断」は、合否に直結してきます。

そのため、今回の結果を受けての判断は、慎重にならざるを得ません。

決断は「人それぞれ」

私は基本的には、

「生徒の判断に任せる」

タイプです。

毎年受験生を見ていると、なんとなく

「この子はギリギリだけど大丈夫かな」

「この子は下がってきちゃっているから、ちょっと厳しいかな」

というような「直感」のようなものが鍛えられてきます。

もちろんそれが「百発百中」ということはありませんが、それでも

「ちょっと危ないな…」

という生徒の場合には、残念な結果となることが多いです。

そのため、「ちょっと危ないな…」と思った生徒には、こちらの考えを伝えます。

アドバイスを受けて、志望校を下げる生徒もいます。

ですが、「初志貫徹」。最後まで自分の意思を貫く生徒もいます。

それは「人それぞれ」です。

ですが、最終的には

「生徒自身が決める」

ということが、重要だと思っています。

自分の意思を貫いた結果、受かった生徒もいれば、落ちた生徒もいます。

落ちた生徒は、当然落ち込みます。

不合格の際の、あの「元気のない声」を生徒から聞くのは、本当につらい。

なので、こちらとしては、

「安全策を取ってほしい」

という思いが強くなります。

それをグッと我慢して、最後は生徒自身の判断に委ねる。

不合格であった場合、

「無理矢理にでも、下げさせた方がよかったかな」

ということを思います。

ですが、不合格であった生徒も、その悔しさを乗り越えて、進学した高校では、楽しい学校生活を送っていました。

それもこれも、

「自分で受験する学校を決めた」

という決断をしたからだと思っています。

「不利」を乗り越えていった生徒の特徴

一方で、「不利」な条件の中、合格していった生徒もいます。

そうした生徒は、だいたい直前期は

「ポジティブ思考」

であったように思います。

こちらとしては、

「落ちたら、なんて言って励まそうかな…」

なんてことを考えていたのですが、生徒本人は、周りの心配などつゆしらず。

「合格するでしょ!」

という感じの、ある意味「軽いノリ」で勉強していたように思います。

もちろん、陰では悩み苦しんでいたと思いますし、家族には八つ当たりしていたのかもしれません。

ですが、表面的には「ポジティブ」な姿勢を崩さない。

その「プラス思考」というものが、合格を引き寄せたのかな、とも思います。

最後は「自分」で決める

「ギリギリのライン」にいる生徒たちは、最後まで

「受けるか、下げるか」

という、ギリギリの選択に悩むことになると思います。

とても苦しいと思います。

ですが、最後は「自分で決める」ことが重要です。

そして、決めたら、入試が終わる、その時まで「プラス思考」を貫き通す。

そうした姿勢が必要だと思います。

「高校入試」というのは、長い人生において、初めて「自分で決めなければならない」儀式のようなものです。

その経験が、苦しければ苦しかったほど、これから先の人生において、必ず役に立ちます。

自分を信じて決断し、最後まで諦めずに勉強を続けてほしいと思います。

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