勉強していて「伸びる」時とは?
2024/2/21
ノートを見ると…
生徒のノートを見ると、
「この生徒は伸びそうだ」
「この生徒は伸び悩むかな」
というのが、なんとなくわかります。
どの点を見ているか。
それは、
「答え合わせのやり方」
です。
「伸びる子」の答え合わせ
伸びる子の答え合わせの特徴は、
・間違えたところを修正
・解答をきちんと真似る
・解き方の「過程」を書く
・「間違えたポイント」をメモする
といったところです。
この中で特に重視するのが
「間違えたところを修正」
しているかどうか、です。
自分で間違えたところがわかっているかどうか。
どこを間違えたのかがわかっているのか。
どのようにすればよかったかを確認できているか。
答え合わせをした時に、この点を意識してできていると感じられる生徒は、伸びます。
「伸びない子」の答え合わせ
逆に、伸びない子の答え合わせは
・◯✕をつけただけ
・解答をただ写しただけ
という感じになります。
「自分がどこを間違えたのか」
という点が、きちんと分析できていない。
このような生徒は、何度やっても伸びません。
さらに、
「正確に答え合わせができない」
という生徒もいます。
答えが間違っているのにも関わらず、◯をして終わらせる。
このような子は、さらに成長するのが難しくなります。
「伸びる時」とは?
一口に「勉強」と言っても、色々な「動作」があります。
「先生の話を聞く」「問題を解く」「教科書を読む」「動画授業を見る」
などなど。
その中で、一番「力がつく」と言われているのが
「間違えたところを自分で直す」
という動作になります。
「どこを間違えたのか」
「どのようにすればよかったのか」
という点を確認し、次に同じ問題を解いた時には間違えない。
このような過程を積み重ねることで、着実に成長していくのだと思います。
なので、
「自分で間違えを直す」
という動作ができるかどうか。
ここが「成長のカギ」となります。
いかに早い段階で、
「子ども自身に、自分で間違えを直す」
習慣をつけさせるか。
ここができるようになっているかどうかで、その子のその後の成長は決まる。
そう思っています。
なので、当塾では、「自分で答え合わせ」をするように指導しています。
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