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もう少し、考えよう

2016/6/15

連立方程式を教えています。
テスト範囲がまだあいまいなので、どこまでが範囲かわかりませんが、
代入法までは進めてしまっています。
で、加減法までは結構みんな理解できたのですが、
代入法で「?」となってしまう子がいます。
その前段階として、
「xについて解く」「式の値」のやり方を学んだはずですが、
理解があいまいになっているため、
連立方程式になってつまづいています。
それでも、一通り解き方を説明してからすぐに練習させているので、
ちょっと頑張れば、何とか解けるはずです。
ですが、「わかりません」「できません」とすぐに
質問してくるケースが多いです。
ノートを見ても、頑張った跡が見えない。
これではいつまでたってもできるようになりません。
もう少し自分の力で考える。
たとえできなくても、できる部分までは自力でやってみる。
そういう姿勢が必要だと思います。
ちなみに私は、「わからない」と言ってもすぐに教えません。
解説を見たり、問題集に書いてある解き方を見て、
まずは自分の力だけで何とかするように促します。
それでもダメだったら教えますが、それでも全部は教えません。
小出しにして、少しずつです。
できるだけ、「自分の力」で解けるように持っていきます。
そうしなければ、いつまでたっても解けるようにならないからです。
「わかる」と「できる」は違う。
それを実感できるまで、繰り返し指導するのみです。

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