国語力ってなんだろう?⑥
2016/8/31
先日の続きです。
今日は「⑤文章表現力(書く力)」です。
今までに挙げてきた
「語彙力」「文法力」「論理的思考力」「要約力」
があれば、あとはそれを文字にするだけです。
ですが、皆様もご経験があると思いますが、
「頭の中に思い描いていること」を文章にするのは、
意外と難しいです。
ですので、文章表現力(書く力)を鍛えるには、
「失敗を恐れず、とにかく問題にトライする」
という姿勢が大事です。
特に受験生は、たとえ分からない問題に出会ったとしても
「とにかく何か書く」ことが必要です。
書かずに、「答えを見ればいいや」だけでは
書く力は身につきません。
間違っていてもいいので、「自分の言葉」で
解答を書いてみる。
その上で、解答を見て正しい答えを見ながら書き写す。
同じ答え合わせなのかもしれませんが、
「自分で問題について考えた上で解答を見る」のか、
「分からないから、とりあえず解答を見る」のか、
その姿勢1つで大きく成果は異なってきます。
最初からきれいな解答を書く必要はありません。
まずは問題に真正面から取り組むようにしてください。
そして、書いた内容はできるだけ添削できる他の人に
見てもらうようにしてください。
文章表現力も、自分では「どこを直せばよいのか?」
の判断がなかなかつきませんので、
第三者の評価を仰ぐようにしてください。
以上、5つの力について述べてきました。
最後、まとめようと思ったのですが、
長くなったので、明日にします。