国語力
2017/2/28
先週まで春の保護者面談がありました。
色々とお話をさせていただいたのですが、
一つ、よく出た話題として「国語力について」の
質問が多かったように思います。
以前のブログでも触れたのですが、
一口に「国語力」と言っていますが、
細かく分類すると5つの能力に分けられると考えています。
①語彙力
②文法力
③論理的思考力
④要約力
⑤文章表現力
です。
面談では、
「どうすれば、国語の点数が上がりますか?」
という質問がされました。
ですが、国語の場合、短期間で実力を伸ばす勉強法は
今のところ「わからない」というのが、正直な答えです。
「漢字」や「文法」を間違えているのであれば、
まずはそれらをきちんと覚えることです。
ですが、その部分がきちんとできている生徒(70~80点位)に
ついては、そこから更に伸ばすには
時間がかかります。
よく「新聞を読む」とよい、と言われますが、
本当に新聞を読むのが効果的なのかは
統計をとっていないのでわかりません。
ただ、感覚としては、
「新聞を読んでいる→国語の成績がよい」
というよりも、
「国語の成績がよい→新聞を読んでいる」
という生徒の方が実感として多い気がします。
なので、「新聞を読むといい」というのは、
単に「国語の成績がよい子が、新聞を読んでいる」
ということであり、必ずしも
「新聞を読んだから、国語の成績が上がる」
とは言えない気がしています。
長くなったので、続きは明日。