地味
2017/8/23
夏期講習中はひたすら
生徒の解いたミラクルロードを
チェックしていました。
「漢字の間違えはないか?」
「計算間違えはないか?」
「変な記述の表現はないか?」
「間違っているのに、○していないか?」
間違えに気づいていない部分、
理解できていないのに適当に○をして
進めてしまっている部分を見つけ出し、
生徒に確認してやり直しをさせる。
極めて「地味」な作業の繰り返しの
毎日でした。
生徒も同じです。
ミラクルロードを解く
↓
答え合わせをする
↓
どこを間違えたのか確認する
↓
間違えた理由を確認し、理解する
↓
わからない場合は質問して理解する
↓
次に進む
毎日毎日、この繰り返しでした。
正直、退屈だったと思います。
休憩時間になると、グターッとしている
生徒もいました。
それでも授業時間になると、
またミラクルロードに向かう。
そんな日々でした。
派手さはありません。
1つ1つの問題に真剣に向き合い、
丁寧に答え合わせをする。
言葉にすればそれだけのことです。
しかし、こうした地味な学習をおろそかにして、
生徒の成績は上がりません。
少なくとも自分はそれ以外の
成績の上げ方を知りません。
もし、「手軽に」「簡単に」成績を上げる方法が
あるのであれば、とっくにやっています。
ですが、そんなものはありません。
退屈で地味なことを、丁寧に繰り返し、
手を抜かずにやる
何事も、これ以外に成功する方法はない、と
確信しています。