解き直し
2017/12/13
先月、立て続けにテストや模試がありました。
テストや模試は受ける前も大事ですが、
受けた後の方がもっと大事です。
間違えていた所は
生徒の「最優先で復習すべき場所」と
いえます。
なので、まずはその部分をもう一度
解き直すことが大事です。
解き直してみてもよくわからなければ、
そこはまだきちんと理解できていない
ところだといえます。
その部分はもう一度
問題集や参考書を使って
基本的なところからやり直す
必要があります。
逆に解き直したら解けた場合、
そこは「理解は出来ているけれど間違えた」
ところといえます。
これは多くの場合、「練習不足」が原因です。
特に計算ミスをする生徒に多いのですが、
「わかっているから、練習しなくてもいい」
と考えてしまいがちです。
ですが、「わかる」と「できる」は違います。
本番で「できる」ようになるには
ある程度の練習量を積まなければなりません。
本番で間違えないようになるまで繰り返し
練習する必要があります。
特に3年生は、新しいことを覚えるというよりも、
1つ1つ自分のできなかった部分をつぶしていく
ということが大事になってきます。
今までの総合テストや模試でできなかった所を
解き直す。
「出来ない自分」と向き合わなければならない、
つらくて地味な練習です。
ですが、こうした練習を
1つ1つ積み重ねられた生徒が
志望校に合格できるのだと思います。