素直にやる子はよく伸びる

成績が伸びやすい生徒の特徴として
「素直であること」ということを
折に触れて話してきましたが、
改めてそう思う出来事がありました。
今の２年生は全体的に英語を
苦手としています。
そこで、毎回宿題として「英単語」を
覚えてくるように指示しています。
そして次の授業の最初に、
宿題として出していた英単語の
確認テストを行っています。
この確認テストで、だいたい
宿題をきちんとやってきたか
どうかがわかります。
きちんとやってない生徒は
もちろんできが悪いです。
そこで一からやり直しです。
一方、きちんとやってきた生徒は
ほとんどできているので、
スムーズに次の課題に移れます。
こうした小さな差の積み重ねが
後になって大きな差となる訳です。
先週から生徒達に不規則動詞を覚えさせようと
全く同じ課題を出しているのですが、
今週の対応は対照的なものでした。
１人は「覚えてくるように」と
渡していた表を手に持ちながら
教室に駆け込んできました。
おそらく車の送迎中に慌てて
表を見ていたのだと思われます。
その時点で「ああ、やっていないな」
とわかりましたが、
念のためテストしてみたら、
やはりダメでした。
で、同じ課題を来週やり直しです。
もう１人は、自信がなさそうな顔をしていましたが、
テストを解かせてみたら、大体できていました。
それでも間違えたところがあったので、
間違えたところをノートに練習するように
言いました。
生徒が練習しようとノートを出した時に、
家でしっかりと書いて練習してきた
ページがちらっと見えました。
しかも、自分が指導した、
「単語の覚え方」のやり方通りに
きちんと練習していました。
同じ課題を出しても、
生徒の反応はこれだけ違います。
ちなみに、きちんと練習してきた生徒は、
入塾した後の次のテストでいきなり
３０点近く数学の点数を上げてきました。
すぐに結果を出す生徒は
それだけきちんと練習しているのだと
いうことを知っていただければと思います。