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ダラダラやらない

2018/6/21

現在猿田塾では、テスト対策勉強会「カンヅメ」
の真っ最中です。
普段よりも塾で勉強する時間が長いので、
生徒が普段どのように勉強している
のかを観察することができます。
見ていてパッと目につくのが
「集中できていない」生徒です。
集中して問題を解いている生徒は
体全体での動きは少なく、
手と首がよく動いている状態です。
多くの子がそうした状態で集中できているので、
集中している子は「景色」のようになっています。
いい意味であまり目立ちません。
「黙々と勉強に励んでいる」という状態です。
勉強に慣れている子や、
長く通ってくれている子はこうした状態です。
一方集中できていない生徒は、
本当によく動きます。
カバンの中身をあさってみたり、
次から次へと科目を変えてみたり、
かと思ったら、またさっきやっていた
科目に戻ったり、慌ただしく動きます。
そして時計をチラチラ見てばかりいます。
最近入った子にこうした子が多いです。
同じ「1時間」勉強しているはずですが、
集中力の差によって効果は全然違います。
ある程度の学習量は必要ですが、
それも「集中」してやることで、初めて効果があります。
よく「勉強している割に成績が上がらない」
という話を聞きますが、1つの原因として
「集中して取り組んでいない」ということが
挙げられると思います。
その状態ではどんなに長い時間やっても
効果がありません。
親がうるさいので仕方なく机に向かう。
でもやる気がないので何となく勉強している
「ふり」をする。
そんな状態を長時間続ける。
ある先生の言葉を借りると
「ダラダラすることを学んでいる」状態に
なってしまっています。
それでは、逆に勉強が嫌いになってしまうと思います。
学習時間は大事ですが、
「集中」しなければ意味がありません。
短時間でいいので「集中して取り組む」ように
意識してほしいと思います。
一番いいのは
「ストップウォッチで時間を計る」
ことです。
計算問題を解く時に制限時間を
決めて解かせる。
それだけでもだいぶ集中力は
増すと思います。試してみて下さい。
ちなみに余談ですが、
集中できていない生徒は、
勉強に取り掛かるのは遅いのに、
帰るのは速いです。
「逃げ足」だけは速い…。

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