入試結果を見て思うこと
2018/7/13
昨日、今年3月に行われた後期選抜試験の結果が、
教育委員会のHPにて公表されました。
まず今年のテストは、
5教科の平均点が昨年よりも+7.8点でした。
その意味では去年よりも簡単だった
ということが言えると思います。
教科別に見ると、
国語・数学・英語の3教科で平均点が
昨年よりも上がっていました。
特に数学が+8.8点、英語が+6.0点と
大幅に上がっていました。
英語と数学は特に簡単だったということが
言えると思います。
数学は昨年までの平均点が低かったので、
今年くらいの難易度でちょうどいい気がします。
英語に関してはちょっと平均点が高い気がするので
来年は少し難しくなるかもしれないです。
また、英語は完全に「二極化」しています。
得意な子は点数が取れますが、
苦手な子は全く点数が取れない状況です。
その意味で、最も点差がつきやすい教科と言えます。
ですから、
蟻ヶ崎、県ヶ丘、深志といった
上位校を狙う生徒は、
英語を絶対に得意にしなければなりません。
英語は一度つまずくと立て直すのが大変です。
1年生のうちからしっかりと練習してほしいと思います。
つまずいてしまった子は、この夏休みに
復習してほしいと思います。
理科と社会は平均点が下がりました。
特に社会についてはこの2年、
連続して平均点が下がっています。
国語とも関連するのですが、
「記述問題」が増えているのが原因だと
考えられます。
「社会は暗記科目」という意識でいると、
入試では対応できません。
暗記した上で
「資料などからどういったことが言えるのか?」
という表現力を身につける必要があると思います。
最後に、平均点が高かった科目順に並べると
国語64.2点
英語57.8点
数学51.8点
社会50.2点
理科47.2点
でした。
「文系科目」の国語、英語、社会は
点数が取りやすい教科と言えますので、
この3教科でいかに点数を取るかが
合否を分けるポイントになると考えています。