積小為大
2019/1/24
小学生の生徒には、
毎回漢字の宿題を出しています。
ただ漢字を書くのではなく、
「熟語」として覚えるように
練習してもらっています。
「たて15字×よこ10字」の
ノートを使っているので、
2文字の「熟語」を書いていくと、
最後ははみ出してしまう形になります。
この場合、ほとんどの子が
ますを埋めて終わります。
このような感じです↓
ですが、まれにノートから
はみ出す形で練習してくる子
もいます。
こんな感じです
↓
こういう子はだいたい成績が
いい子です。
「ちょっとした差」なのかもしれません。
ですが、これが積み重なると
大きな差になります。
漢字練習1つとっても
実はこれだけ差がついているのです。
ちなみに、私からは特に
細かい指示はしていません。
「ノートに練習してきてね」
だけです。
同じ言葉でも、対応は変わります。
「言われたことをやればよし」とする子なのか、
「言われたこと以上のこと」をする子なのか。
漢字練習を宿題に出して、
一番見ているところが
実はこの点だったりします。
漢字練習帳をチェックする時は、
「一番下」から見ます。
マスからはみ出して「熟語」単位で
ビッシリ練習してくる子は優秀。
マスにきっちりと練習してくる子は
まあまあ。
下に行くに連れて雑になる、
あるいは誤字が目立つ子は
要注意。
漢字練習帳1つでも、
その子の学力はかなりわかります。
一度お子様のノートをチェック
してみてはいかがでしょうか。