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直すのは難しい

2019/2/21

期末テストの結果を見て、
改めて感じたことがあります。
それは、
「中学生に正しい学習習慣を
 身につけさせるのは難しい」
ということです。
中学生から通塾する
生徒が多いのですが、
学習習慣が身についていない
子がほとんどです。
今回、全体的に漢字の出来が
思った以上に悪かったのでビックリしました。
漢字は「教えて」できるようになる
ものではありません。
日頃の学習態度がそのまま
結果に現れやすいところでもあります。
宿題で漢字練習はしていると思います。
ですが、なぜこんなにも漢字が書けないのか。
それはただ「白文帳のマスを埋めている」
だけだからだと思います。
宿題で「毎日1ページ」となっているので、
それだけ埋めて提出する。
そして、その「埋めたページ数」が
評価の対象になる。
なので、とにかく埋めて出せばいい。
一番重要な
「漢字を覚えるため」という部分を
意識して練習できている子は
ほとんどいないように思います。
本当は塾でも漢字練習を
指導したいのですが、
学校で使っている漢字練習帳を
塾では買えないため、
指導できずにいます。
また、本格的にやるとなると、
それだけでものすごく時間が取られます。
・練習した漢字を覚えているか
・正しい漢字が書けているか
をチェックするのは、
かなりの時間と労力がかかります。
他の教科の指導まで
手が回らなくなってしまうので、
その結果、漢字練習は生徒任せに
なってしまっている、
という現状があります。
中学生に基本的な学習方法を
身につけさせようとしても、
ちょっと油断すると、気がつけば
小学生のうちに身についてしまった
「楽な」やり方に流されています。
一度身についてしまった「変なクセ」を
改善するのはものすごく大変です。
小学生、それもできれば低学年(小3まで)のうちに
「漢字練習のやり方」「計算練習のやり方」といった
勉強の基礎となる学習習慣は
しっかりと身に付けておいてほしいと思います。
余談ですが、実は今年は
「小1~小3の指導に力を入れたいな」
と思っています。

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