お問い合わせ

blog

受験生人気No.1! 蟻ヶ崎の現在地

2019/6/13

大学入試結果から見る高校評。
今日は「蟻ヶ崎」です。
蟻ヶ崎高校は毎年倍率が高く、
志望する生徒も多いので、
「中信地区の受験生人気No.1」と言える
高校だと思います。
ちなみにこの傾向、
我々が現役だった時もそうだったと
記憶しています。
「今も昔も、蟻ヶ崎は人気校」です。
そんな蟻ヶ崎は、受験生にとって
「壁」といえる高校だと思います。
中信地区の高校を偏差値順に並べると、
深志
県ヶ丘
蟻ヶ崎
美須々(大町岳陽・学究)
となりますが、
蟻ヶ崎と美須々の間には
大きな壁が存在していると感じています。
生徒の進路を考える際、
「この子は蟻ヶ崎以上いけそうだな」
「この子は蟻ヶ崎は厳しいから、頑張って美須々かな」
というように、
「蟻ヶ崎」は1つの大きな目安に
なっています。
それは大学進学実績からもうかがえます。
・信州大学に15名合格
・千葉大1名、横浜国立大1名、新潟大3名、
 富山大3名、金沢大1名、山梨大2名、静岡大2名
 など、国公立大学への合格者を一定数輩出
・青山学院大1名、中央大3名、法政大4名、
 明治大4名、立教大1名と難関私立大への
 合格者も一定数輩出
国公立大学に安定して合格者を出せる高校は
中信地区では
「深志」「県ヶ丘」「蟻ヶ崎」の3校と言っても
いいと思います。
こうした「出口」から見ても、
蟻ヶ崎と美須々の間には大きな壁が
存在していると思います。
通っている生徒の話を聞く感じでは、
宿題も多く、しっかりとした学習指導が
行われている印象を受けました。
「深志は放任、県ヶ丘、蟻ヶ崎は管理」
という校風は今もあまり変わっていない
ように感じます。
国公立大学に安定して合格者を
出せるのは「強い」高校の証です。
そういう意味では、蟻ヶ崎高校もまた
「在校生を鍛えて伸ばしてくれる」
高校と言っていいのではないかと思います。
課題を挙げるとすれば、
・県内の同じくらいの偏差値の高校と比べると、
 やや国公立大学の進学実績が劣る
・早慶上理という、最難関私立大の合格者が0名
だと思います。
同じくらいの偏差値としては、北信地区の
須坂高校、長野吉田高校が挙げられますが、
信州大学の合格者を比べると、
須坂29名
長野吉田27名
蟻ヶ崎15名
と、ちょっと見劣りしてしまします。
しかし、この結果をみても
北信地区の高校の実績の方が
中信地区よりもいいですね…。
中信地区全体で頑張っていかねば!
最難関私立大の合格者0名も
ちょっと寂しい感じです。
全国的に見ても、偏差値55以上の高校であれば
早慶上理の合格者が出ています。
その意味では
さらなる奮起が期待されるところです。
いくつか課題もありますが、
蟻ヶ崎は、
「人気に違わず、国公立、私立と安定して
 合格者を送り出せる実力校」
であると言えると思います。

contact

面談のご要望など、当塾へのお問い合わせはこちらよりお願い申し上げます。後日、当塾よりご記入頂きました電話番号へご連絡いたします。