自己管理
2019/6/20
毎回、授業前に睡眠時間を
書いてもらっています。
先日、ふと見るといつもより
寝る時間が遅い生徒がいました。
気になったので聞いてみると、
「塾から帰ってから学校の宿題をやっているので
寝る時間が遅くなる」
との答えでした。
今はテスト前なので、
テスト対策「カンヅメ」を実施しています。
学校が終わったら、長時間塾に来て
勉強している生徒がたくさんいます。
テスト前は最低限の課題におさえ、
ある程度生徒の自主性に任せて
勉強してもらっています。
要領のいい子は
学校の宿題をさっと終わらせてから
自分の課題に取り組むことができています。
ただ、それができない子もいたようです。
これは盲点でした。反省です。
ただ一方で、
学校の宿題ばかりやっていて、
一向にテスト勉強が始まらない
という生徒もいます。
そんなに学校の宿題が多いのか、
と思って聞いてみると、
そんなに多くない。
結局、1つ1つの課題に時間を
かけすぎていて、
効率よく勉強ができていない面が
あるように思います。
勉強が得意な子ほど、宿題の「さばき方」が
上手な気がします。
それは普段の取り組みの中で、
試行錯誤しながら、
効率のよい勉強法を身につけているから
だと思います。
宿題に時間がかかる生徒は
「勉強慣れ」していない印象を受けます。
普段からダラダラと時間をかけていて、
それは当然テスト前も変わらない。
結果、宿題だけで手一杯になってしまう。
そんな気がします。
このあたりの学習習慣を改善するのは
かなり難しいです。
「意識を変えること」
「正しい学習法を継続すること」
が必要だからです。
それには時間がかかるので、
最初はよくても、途中で挫折してしまう
子が多いように感じます。
中学でこうした習慣を身につけるのは
なかなか難しく、
小学校時代にしっかりとした
学習習慣を身につけさせることが
大事だな、ということを改めて思いました。