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中1の理科

2020/2/4

昨日の続きです。
中1内容で苦戦する子が多い、
ということは昨日触れました。
その中で「理科」が足を引っ張っている生徒が
多いように感じます。
これは特に「成績上位層」の生徒に多いと
感じられます。
英語や数学はしっかりと勉強ができているのに、
理科の勉強が出来ていないと感じられる生徒は
多いです。
1年理科で最初にやるのが「生物(植物)」です。
ここは「覚える」ことが中心になるので、
ある程度練習すれば比較的点数が取りやすい
分野といえます。
1学期はだいたい生物だけで終わるので、
1学期のうちは比較的いい点数を
取れることが多いです。
そこで油断してしまい、2学期になって
点数を下げる生徒が一定数いるように思います。
また、2学期になると「化学」「物理」分野に
入ってきます。
このあたりになってくると
内容が一気に複雑化します。
基礎知識を覚えるだけでなく、
「公式」を使った計算問題が入ってきます
(最初の関門は「濃度」)。
「1学期にいい点数が取れた気の緩み」と
「内容の難易度が一気に上昇する」
ことによって、1年の理科で
つまづいているように思います。
また、個人的な見解ですが、
1年で学ぶ理科の分量はちょっと多すぎるように
感じています。
比較的進度が速い学校でも、最後の方は
かなり駆け足で終わらせる形になっています。
もう少し教える内容を絞ったほうが
いいのではないかな、と思います。
いずれにしても、「1年の理科」は
上位校を目指す生徒にとっては要注意です。
特に1学期に点数がよくても、
2学期になると一気に難しくなるので
油断しないようにすることが大事です。

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