幼児教育
2020/3/30
コロナウイルスの影響で、
活動が制限される日々が続いてます。
昨日は雪も降ったので、
走ることもできませんでした。
「それならば、家で本を読もう!」
と、部屋の片隅に積まれていた本の山に
着手し始めました。
昨日読んだ本はこちら↓
「佐藤ママ」として知られる佐藤亮子さんの本です。
4人のお子様を「東大理Ⅲ」に全員合格させた、
というスゴ腕?のお母様です。
「ヘンッ、東大に行くばかりが勉強する
目的じゃないやい!」
と、心の中でほっぺたを膨らませて
ブーブー思っていたのですが、
「でも、実際にどんな教育をしていたのだろう…」
という興味が勝り、購入しました。
読む前は
「全員東大理Ⅲ?どれだけ教育ママゴンなんだよ…」
「どうせ小さい頃からゴリゴリ塾に通わせて、
ヒーヒー言わせて勉強させてたんでしょ…」
と思いっきり偏見を持っていました。
ですが、まずパラパラと目次を見てみると、
「3歳までに『童謡』と『絵本』を1万回聞かせました」
と書かれてあり、
「あれ?思っていた感じと違う…?」
と、偏見が薄れていくのがわかりました。
そして、本を読み進めていく中で
「正しい言葉のシャワーを浴びせる」
「英語やプログラミングはやらせなくていい」
「『赤ちゃん言葉』は最初から封印」
など、共感できる言葉が次々に出てきました。
その結果、1冊読み終わった後には
すっかり「佐藤ママ」の信者と化してしまい、
すぐにamazonで次の佐藤ママの本を探すに至りました。
「小さい時に、子どもをこんな風に育てたら、
世の中のためになるような人間に、
成長してくれるんじゃないかな…」
と自分が何となく、漠然と思い描いていたことを
具体的に行動に移して実践された方がいる。
そのことに感激し、同時に勇気をもらいました。
正直、共働きのご家庭で
「佐藤ママ」のように徹底した子育てをするのは
かなり難しいように思います。
ですが、
・童謡を歌ってあげる
・絵本を読み聞かせる
・「日本語」を大切にする
というのは、意識をすれば実行できるのでは
ないかな、という気がします。
「知育」だなんだと、
新しいことをあれこれと模索するよりも、
「古き良き」日本の子育てを復権させることが、
実はもっとも効果的なのではないか。
自分が目指そうと思っている方向性は
間違っていない。
そのことを確信させてくれる1冊でした。