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なが模試(第1回)の結果から見えたもの

2020/4/20

先週の土曜日に、1回目の「なが模試」の
結果が返ってきました。
新中3が受けた、初めてのなが模試でした。
どのくらいの偏差値になるのかが、
わからない状態でしたが、
「何となくこのくらいになるかな」
という予想はありました。
そして、返ってきた結果と
照らし合わせてみたら、
ほぼ予想通りの結果でした。
学校のテストだと、
「この生徒の実力から考えると、
ちょっと点数が上目に出ているな…」
ということがたまにあります。
一方、模試の場合は、普段教えていて
「だいたいこのくらいの実力かな」
といった感触とあまりずれていない
結果が出てきます。
その意味で
「自分の感覚的なものを、数値として結果に出す」
役割を果たしてくれています。
今年の3年生、1回目の模試でしたが、
なかなか興味深い結果となりました。
①「社会」の成績が思ったより悪い
②「3科」の成績が例年よりよい
③「偏差値50前後」に固まっている
①ですが、
うちの塾では伝統的に「社会」を得意にする生徒が多く、
偏差値は高めに出ることが多かったです。
ですが、今年の1回目では「社会」が
一番足を引っ張っていました。
「なんでかな…」と思ったのですが、
今年の3年生は「女の子」が多いのが1つ原因かな、
と思いました。
社会があまり好きでない女の子は多いです。
ちょっとこれまでと違う傾向なので、
ここは気をつけて指導したいと思います。
②ですが、ここは逆に女の子の強み、というか、
男の子と比べると真面目にコツコツと頑張るので、
「英語」「国語」といった言語系の科目は
女の子の方が成績がいいです。
なので、例年と比べると、3科の成績がいいです。
3科の成績が高いと、理社は伸ばしやすいので、
「伸びしろがある」と言えると思います。
③ですが、これは予想通りでした。
「今年の3年生は、この1年の頑張りで、
上に行くか下に行くか、分岐点にいる子が多い」
と思っていました。
生徒との個別面談でもそのように話していましたが、
それが数字でも結果として表れました。
この「偏差値50前後」の生徒をどれだけ伸ばせるかが、
今年の最重要テーマだと思っています。
全体的に、志望校よりも低い結果の子が多かったです。
ですが、先ほども言ったように、
「3科」の成績がいい子が多いので、例年よりも
「伸びしろ」が多いと感じています。
一人でも多く伸ばせるように、頑張ろうと思います。

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