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葛藤

2020/5/19

現在、色々な形があると思いますが
教育関係の仕事においては、
「ネットを使った指導」をしているところが
ほとんどだと思います。
塾はもちろんのこと、学校でも
実施していると思います。
ネットの普及や技術の発達によって、
「オンライン」を使った授業でも
通塾していただくのと遜色なく指導ができる
環境が整いつつあるように感じています。
また、だいぶ収束に近づいていますが、
コロナウイルスの流行には
「第二波」が来ると言われています。
「人が集まるところには極力行きたくない」
という社会的な要望はこれまでとは比べ物に
ならないくらい大きなものとなると思います。
その意味で、「塾」のこれまでの指導方法
そのものが問われているように思います。
確かに「オンライン指導」でも、
当初心配していたよりもしっかりと
指導をすることができる、
という感触を得ています。
ただ、一方で「オンラインの弱み」というものを
感じているのも事実です。
社会的な要望を重視するのであれば、
「オンライン指導」を積極的に打ち出していく方が
正しいのかもしれません。
そちらの方が儲かるのかもしれません。
ですが、「生徒の指導」という面を第一に考えると、
「できればオフラインでやりたい…」という風に
葛藤を抱いている。
そのような先生の意見を拝見すると、
私は、こうした先生に強い共感と信頼感を抱きます。
「オンライン指導」をしながら感じたのは、
やっぱり「身体的な距離感」って大事なんだな、
ということです。
「身体的な距離感」が近い方が、
その分お互いに対する親近感、信頼感がわきます。
Webを通して顔を合わせることはできますが、
その子が発している「雰囲気」「オーラ」といったものを
肌で感じることができるのかどうか、というのは
かなり大きいように思います。
「これまで通り」の指導スタイルを軸とするのが
いいことなのかどうか、正直わかりません。
ですが、
「何が生徒にとって一番プラスになるのか」
ということを常に考えるようにして行動していきたい。
そのように思っています。

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