「難しい総合テスト」の見分け方
2020/9/16
総合テストを見続けたことで、
「平均点が大きく下がる」テストには
特徴があることに気づきました。
それは「業者が作ったテスト」です。
テストの表紙を見るとわかるのですが、
学校の先生が作ったテストだと
「〇〇中学校 第◯回総合テスト」
という形で、きちんと学校、テスト名が
記されています。
一方、業者が作ったテストだと
「実力診断テストB」のような形で、
学校名やテスト名が書かれていません。
学校の先生が作ったテストだと、
授業の進度にあわせた形での出題が
なされる事が多いので、
比較的点数が取りやすいテストになります。
一方、業者が作ったテストだと、
「入試に近い」形のテストになります。
また、授業進度はあまり関係なく、
「今まで習ってある分野からの出題」
という形になるので、
現在授業で取り扱っている内容が
まったく出ない、という場合もあります。
その結果、難易度が上がります。
これまでも、
「これって、たぶん業者が作ったテストだよな…」
と思っていたのですが、
きちんと裏が取れていなかったので
確証は得られませんでした。
ですが、今回の総合テストで、
とある中学の生徒が教えてくれました。
曰く「学校の先生が『業者のテストを出題したら、
みんなできなかった。簡単だと思ったんだけどな~』
と言っていた」
とのことです。
思わぬ形ですが、裏が取れてよかった。
なので、「テストの表面」を見て、
「学校名、テスト名」が書かれていなければ、
業者が作ったテストの可能性が高いです。
業者が作ったテストの場合は、
まず「平均点以上」を
取ることを目標にしてほしいと思います。
次に、テストが返ってきたら
しっかりと「復習」することが大事です。
難しいので、テスト時間内では解けなくても、
入試の傾向に寄せた問題なので、
しっかりと分析しておくと、入試の対策に
なると思います。