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ノートチェックで見るところ

2020/10/6

生徒のノートをチェックする時に
一番気をつけるところ。
それは「直しが出来ているか」と
いう点です。
「◯の数が多ければ安心、
✕だらけだと不安」
になると思います。
ですが、「◯だらけ」の場合でも
十分注意が必要です。
というのも、
「間違えているのに◯をしている」
ことが多いからです。
間違えているのに◯をしてしまうと、
「わかっていないのに見過ごされる」
危険性が高くなります。
「できると思っていたのだけれども、
できなかった」
ということが多い場合は、
こうした「見逃し」が多い可能性があります。
次に「ただ◯✕をつけただけ」という場合です。
この場合も、
「間違えた時にどこを間違えたのか」を
きちんと確認できていないので、
同じ問題が出てきた場合に、同じ間違えを
繰り返すことになります。
勉強している中で、一番成長するのは
「間違えた問題に対して、『どこを間違えたのか』を
確認している時」
だと言われています。
実際に、成績のいい生徒のノートを見ると、
間違えた問題に対して
・どこを間違えたのか
・どうすれば正解が出せたのか
という点をきちんと確認した痕跡が
残っています。
なので、ノートをチェックする際には
ただ「◯✕」の数を数えるのではなく
「間違えた問題に対するフォローが出来ているのか」
という点を確認してほしいと思います。
ちなみに
「子供がやると不正確だから、◯✕は大人がやる」
というご家庭もあるかと思いますが、
できればお子様自身に◯✕をつけさせる
ようにした方がいいと思います。
中学に入れば自然とそうなっていきますし、
先に述べたように
「自分で間違えたところを確認する」
時が一番成長するからです。
自分でできることは、自分でやるようにする。
それが最終的にお子様のために
なるように思います。

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