国語の文法は大事
2020/10/14
国語のテストをチェックしていると
「文法」を軽視している生徒が多い
のが気になります。
毎回テストの際に
「文法はきちんと確認しておくように」
と指示しています。
他の教科を鍛えるのに手一杯で、
文法までは正直なかなか手が回りません。
なので、文法は生徒にある程度任せています。
ですが、きちんとやるのは数人。
中にはテスト範囲に記されているのに
「やるの忘れていました」
という始末…。
なぜ「文法」をきちんと
おさえておくように言うのか。
まず1つは「テストに出るから」です。
入試でも出ます。
国語は対策の難しい教科ですが、
文法は努力をすれば比較的点数が
取りやすい単元でもあります。
次に「文章理解がしやすくなる」からです。
特に「助動詞」の種類を知っていると、
その文がどういうことを言いたいのか、
大まかにつかむことができます。
例えば助動詞「れる・られる」。
これは「受け身・自発・可能・尊敬」の
意味があります。
例えば「食べられる」という表現があった時に、
助動詞の意味がわかっていると、
・このキノコは食べられる。
・キノコが犬に食べられる。
と、同じ「食べられる」という表現があっても、
「上の文では「可能」の意味で使われていて、
下の文では「受け身」の意味で使われているな」
と、それぞれの文の意味の違いを
理解することができます。
「テスト対策」「文章理解」
この意味で、文法を学ぶことは非常に
意味があることだと思っています。
小学生で通っている生徒には、
文法の問題を一通り解いてもらっています。
小学生のうちから慣れておくことで
中学になってから困らないように
しておこうと思っています。
ちなみに、塾で使っている文法の問題集は
になります。
☆You Tubeチャンネルやっています☆
https://www.youtube.com/channel/UCcorE8DZR8FqA_EX2tlHo-A/featured?view_as=subscriber
ぜひ、ご覧ください。