生徒の得点から入試の平均点を予想する
2024/3/20
昨日、発表
昨日、令和6年度の長野県公立高校入試の合格発表がありました。
おかげさまで、当塾で後期選抜を受けた生徒は、全員無事に合格できました。
※合格実績はこちら
合格の報告の際には、生徒に点数を教えてもらいました。
その点数を聞いたところ、なんとなく今年の入試の傾向が見えました。
理数が低い
まず、全員に共通しているのが
「数学の点数が低い」
ということです。
一番良かった生徒が70点台。下は20点台。30~40点台に、多くの生徒が集まりました。
なので、今年の数学の問題は
「難しかった」
ということが言えそうです。
次に「理科」。
理科については、「二極化」しています。
70~80点台の生徒もいれば、20~30点台の生徒もいました。
理科については、私は「簡単」だと思いましたが、生徒にとっては、それほど容易な問題ではなかったようです。
できた生徒よりも、できなかった生徒の方が多いので、平均点は、昨年よりも下がりそうです。
どうやら今年の入試は「理科」の出来がカギを握ったのではないか。
そのような気がしています。
英語は簡単
一方、英語は「簡単」だったようです。
点数を聞いても、取れている生徒は80~90点台を確実に取れています。
英語の平均点は上がりそうです。
国語と社会については、割れました。
国語は、他の教科と比べて、上下の差がそれほど大きくありませんでした。
なので、おそらく50点台くらいに平均点が落ち着くような気がしています。
社会は
「思ったよりも点数は取れていないな」
という印象を受けました。
それでも、数学や理科ほどの落ち込みはないので、こちらも50点台の平均点と予想しています。
英国社理数の順
教科ごとの平均点は、高い順に
英語
国語
社会
理科
数学
という風になるような気がします。
合計点はちょっと読めませんが、昨年並かやや上がって、260~280点くらいになるような気がします。
この結果から言えることは、
「文系科目で点数を取れるようにする」
ということではないかと思います。
正確な結果は、平均点が発表される6月まで待たねばなりません。
ですが、数学や理科は入試の難易度によって、点数に大きくばらつきが出ます。
そう考えると、この2教科で点数を取ろうとするのは、ちょっと危険な感じです。
英国社の文系科目で、どれだけ安定して点数を取れるようにしていくか。
これからの受験生は、この点を意識して準備を進めてほしいと思います。
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