「科学的根拠で子育て」
2025/1/28
期待の新刊
最近、こちらの本を読みました。

以前「『学力』の経済学」で一世を風靡した、中室牧子先生の最新刊です。
「いつ最新刊か出るかな」とずっと待っていたので、速攻で購入して読みました。
今回も、様々な興味深い「教育に関するデータ」が紹介されています。
その中でも、特に記憶に残ったものを挙げてみようと思います。
兄弟の中で一番出来がいいのは「第一子」
一番興味深かったのは
「兄弟の中で、一番出来がいいのは『第一子』」
とのことです。
次男である私にとっては、非常に不満の残る結果ですが、統計上はそうなるようです。
まあ、私の三兄弟の現在を振り返ってみても、
兄…数店舗経営
私…吹けばぶっ飛ぶ塾屋
弟…一人親方→法人化を検討
と、このようになっているので、猿田家で言えば「当たっている」と思います。
明確な理由はわからないようですが
「親の接し方が一番いいのが第一子」
だからではないか、とのことです。
「兄弟が出来てしまうと、あとの子には、第一子ほど手をかけられなくなる」ということなのかな、と思います。
早生まれは「不利」
次に、意外に思ったのは
「早生まれは不利」
ということでした。
「早生まれの方が、不利になることが多く、その影響は長く続く」
とのことでした。
小さい頃の「約1年間の差」というものは大きいようです。
「周りよりも未成熟」ということが早生まれの子には起こりやすく、それによって「自己肯定感が生まれにくい」というのが原因になるようです。
海外でもこうした現象は起こるようで、実際に早生まれの子に対する対策が取られているようです。
日本でもこうした対応は考えないといけないのではないか、という気がします。
「非認知能力」が重要
これは最近話題のテーマだと思います。
学力テストなど数値で計れる「認知能力」よりも、
「忍耐力・社会性・責任感」といった数値では計れない「非認知能力」
が高いほうが、学歴や収入は高くなる傾向がある、とのことです。
昨日「『内申点』について感じること」という記事を書きました。
この「内申点」というものが、もしかしたら
「非認知能力」を数値化したものに近いのかな
と最近思っています。
とにかく
「ただ勉強していい点数を取るだけでは、それで将来の成功が約束される訳ではない」
ということは、科学的根拠でも示されているのだと思います。
「認知能力」「非認知能力」の両方を上げられる先生は少数
最後に、先生が生徒に与える影響は大きいことが、こちらの本でも示されていました。
理想的なのは
「認知能力」
「非認知能力」
どちらも上げることができる先生、ということだと思うのですが、そうした先生は「ほとんどいない」ということです。
ただ、「認知能力」「非認知能力」のどちらかを上げられる先生は、それぞれ30%くらいずつ存在するそうです。
個人的には「非認知能力を高めることができる講師でありたいな」とは思いますが、果たしてどうなのか。
自分はどっちのタイプなのかな、ということを見極めて、生徒を指導しないといけないな、ということを感じました。
興味深いテーマ満載
その他にも
・将来の収入を上げるために、子どもの時にやっておくべきことベスト3
・将来の収入を上げる3つの非認知能力
・非認知能力はどうしたら伸ばせるか
・勉強できない子をできる子に変えられるのか
・「第一志望のビリ」と「第二志望の1位」どちらが有利か
・日本の教育政策は間違っているのか
などなど、興味深いテーマがてんこ盛りです。
詳細については、ぜひ

こちらを買って、お読みいただければと思います。
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