読書を続けるには
2026/6/10
「ボスポラス」
最近、『ボスポラス 死者たちの海峡』という推理小説を読みました。

定期購読しているウェブマガジンがあるのですが、そこで紹介されていて、興味を持ったのがきっかけです。
内容がおもしろそうだったので、Amazonで購入しました。
ただ、ネットで買ったので、実際にどのくらいのボリュームがある本なのか、よくわかっていませんでした。
そして、届いた本を見て驚きました。
ものすごく分厚い。
手に取った瞬間、
「これは、途中で挫折するかもしれないな……」
と思い、買ったことを少し後悔しました。
私は普段から本を読む方だと思いますが、あまりにも分厚い本を見ると、やはり少し身構えます。
読み始める前から、
「最後まで読めるかな…」
と考えてしまいました。
ところが、実際に読み始めてみると、途中からすっかり物語の世界にハマってしまいました。
トルコを舞台にした話なのですが、続きが気になってしょうがない。
寝る前に少しずつ読んでいたのですが、内容に興奮してしまい、かえって寝られなくなることもありました。
結局、1週間くらいで読み終えてしまいました。
「推理もの」が好き
読み終わってから、改めて気づいたことがあります。
「どうも自分は、推理小説が好きなのだな」
ということです。
そう考えてみれば、大人になってからも、「推理もの」には、かなり触れてきました。
ただし、本よりは「映像」が中心です。
特に、『古畑任三郎』と『金田一耕助』をこよなく愛しています。
どちらも、DVDを持っています。
どちらも、何度も見てしまいます。


犯人がわかっているにも関わらず、何度も見てしまう。
自分でもなぜ好んでみるのか、よく理由がわからないのですが、つい見入ってしまいます。
さらに思い返してみると、学生時代にも推理小説をよく読んでいました。
中学生の頃、国語の授業で、先生が段ボール箱にぎっしり詰まった文庫本を持ってきたことがありました。
そして、
「この中から興味のある本を持って行っていいぞ」
と言われました。
その中にあったのが、赤川次郎さんの『暇つぶしの殺人』でした。
気になって何となく手に取って読んでみたところ、これが非常におもしろかった。
そこから赤川次郎作品にハマり、見つけるたびに片っ端から読むようになりました。
中高時代は、「赤川次郎一色」だった気がします。
今でも実家の本棚には、赤川次郎作品が並んでいます。
好きな「ジャンルや作者」を見つける
さらにさかのぼると、小学生の頃は
『ズッコケ三人組』シリーズ
にハマっていました。
このシリーズからは大きな影響を受けました。
登場人物の一人に「ハカセ」という少年がいます。
このハカセ、本が好きなのですが、物語の中では
「伝記しか読まない」
という設定になっていました。
私はその影響を受けて、
「ハカセが伝記しか読まないのならば…」
ということで、伝記ばかりを読んでいた時期がありました。
どうも私は影響を受けやすい人間のようです。
ただ、そうやって一つの作品や登場人物をきっかけに、別の本へと興味が広がっていくことがあります。
そう考えると、読書を続けるために大切なのは、
「自分が好きだと思えるジャンルや作家に出会うこと」
これが一番大事なのではないかと思います。
大切なのは、
「みんなが読んでいる本」や「推薦図書」
を無理に読むことではありません。
「続きが気になる」「もっと読みたい」
と思える本を見つけることです。
図書館がおすすめ
自分に合った本を見つける。
そのために、ぜひ図書館に行ってみてほしいと思います。
本屋で探すのもいいですが、「買わなければならない」ということで、少しハードルが高くなります。
しかし、図書館なら、気になった本を気軽に手に取ることができます。
そして、借りてみて、もし自分に合わなければ、無理に最後まで読まなくてもいいです。
実際、私が『ズッコケ三人組』に出会ったのも、図書館でした。
そして、同時に別の本を借りていました。
ところが、その本は自分には合いませんでした。
結局、ほとんど読まずに返しました。
今では、どのような本だったのかさえ覚えていません。
それでいいと思います。
合わない本を無理に読み続けても、読書は続きません。
「自分に合わない」と思ったら、さっさと止めて、別の本を探す。
そうしているうちに、「夢中になれる一冊」に出会えるかもしれません。
久しぶりの、この感覚
『ボスポラス 死者たちの海峡』を読んだことで、私の中の「推理小説熱」が、再び高まってきました。
この感覚、久しぶりです。
社会人になってからは、どうしてもビジネス書が中心になっていました。
が、これからしばらくは、ビジネス書と合わせて推理小説も読んでいくことになりそうです。
早速平安堂で、アガサ・クリスティーの『そして誰もいなくなった』を購入しました。

これから読んでみようと思います。
読書を続けるコツは、「自分の好きな本に出会うこと」。
気になる本を手に取り、合わなければやめて、また次を探す。
その繰り返しの中で、
「このジャンルが好きだ」
「この作家の本をもっと読みたい」
と思えるものが見つかれば、読書は自然と続いていくのだと思います。
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