全国学力テスト②

全国学力テストの感想。
今日は数学です。

数学もA問題とB問題があり、
A問題が基礎知識の確認、B問題が応用問題という点は
国語と変わりありません。

また、A問題が基礎問題で、
内容も平易なため全問正解できる内容という点も
変わりありません。

一方、B問題はかなり凝っていました。
まず「原理・原則」や「なぜそのようになるのか」
といった深い部分の理解がきちんとできていなければ
答えられない内容となっています。

小手先だけの、「パターンさえ覚えておけば答えられる」
内容ではありません。

また、身近な事案を用いた出題となっており
「実生活の中で、数学がどのように活かされているのか」
を意識させる内容でもありました。

更に、「なぜそうなるか」について
自分の言葉で説明しなければならず
その意味では数学でありながら「国語力」が
問われる内容となっていました。

数学に関しても、
今後はただ「公式に当てはめて、問題が解ければよい」
というのではなく、

・「なぜ、そのような公式が成り立つのか」
・「こうした計算をすると、なぜ答えが出せるのか」

といった、数学の深いところまで理解しているかが
問われるようになると思います。

次回、まとめです。