全文和訳
2020/1/27
後期選抜まで残り1ヶ月ちょっとなりました。
私立の試験は既に始まっています。
来月になると前期選抜も始まります。
いよいよ受験が迫ってきました。
残された時間は少なくなりましたが、
できること、やるべきことは
まだまだあります。
試験直前のこの時期、慌てずに
上手に勉強してほしいと思います。
その中で「英語」に関しては、
「全文和訳」が一番実力がつくと思います。
過去問などの長文の問題を、設問をただ解くだけでなく、
本文を全訳するのです。
このような感じです↓
全文和訳のいいところは、
「文法が理解できているか、チェックができる」
という点です。
文章の大まかな意味はつかめていても、
文法が十分理解できていない文がある、
ということがよくあります。
特に「関係代名詞」「分詞」が
理解できているかどうかが、
とてもよくわかります。
また、「漢字」の書き間違えを
チェックすることもできるので、
国語の確認もできます。
ただ、全文和訳には注意点があります。
まず効果があるのは、
「文法や単語が一通り身についている生徒」
に限られる、という点です。
具体的には英語の偏差値が55以上の生徒です。
文法や単語が身についていない生徒だと、
なんとなく「見た」だけで終わってしまうので
効果が期待できません。
次に「時間がかかる」という点です。
一文一文訳すのはかなり時間がかかります。
他の教科とのバランスを考えて
取り組んでほしいと思います。
あとは、これはこちらの事情ですが
「添削するのが大変」というのがあります。
結構キツイんだな、これが…。
生徒に負けないように、自分もがんばります!