ちょっとした時間の使い方
2020/9/1
日曜日に模試を実施しました。
前回の模試までは
「むずかしい…」
と言っていた生徒たちですが、
今回の模試では感想が違いました。
「難しかったけど、総合テストよりはマシ」
模試の難易度はあまり変わっていないので、
いかに総合テストの難易度の上がり方が
急なのかがわかります。
さて、模試の様子を見ていて
1つ気になる点がありました。
それは「英語」の時。
英語は最初にリスニングを行うため、
CDを流します。
そのCDですが、
最初は「事務手続」の案内が流れます。
・問題文が◯ページから◯ページまである
・注意事項をよく読む
・答案用紙の書き方
など、問題内容に関係のない話が
ずっと続きます。
そして1分半くらいたったところで、
問題の内容に移ります。
この時の生徒の動きに注目しています。
CDの指示をしっかり聞いている生徒。
真面目だな、と思います。
問題が始まるまでボーッとしている生徒。
この時点ですでに負けているな、と思います。
そして、要領のいい生徒。
要領のいい生徒は、事務手続が流れている間、
先にリスニングの次の読解問題を読み始めています。
そして、事務手続の案内が終わるうちに
1、2問解いてしまっています。
時間にして1分半。
ですが、この1分半で随分と差がつくものだ。
見ていてそう思います。
入試は時間との戦いです。
ちょっとしたところですが、
こうしたところで工夫できるかどうかが、
後に大きな差となって現れると思います。