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「伸びやすい子」の特徴

2020/12/2

後期選抜まで残り3ヶ月。
のんびりやっていた受験生も
ようやく「尻に火がつき」始めました。
これから3ヶ月、どのように過ごすかで
まだまだ結果は大きく変わります。
そんな中、毎年受験生を見ている中で、
直前期に「伸びやすい」生徒の特徴が
いくつかあるように思います。
①男子の方が伸びやすい
一般論ですが、男子の方が
「夢見がち」な傾向が強いです。
ただ、直前期の場合はこれがいい方向に
作用します。
「目標には足りないけれども、
これから頑張ればなんとかなる!」という
「根拠のない自信」が、
結果的に「自己暗示」となって
伸びていく子が多いように思います。
逆に女子の場合は「冷静で現実的」です。
客観的に自分の実力と目標との差を判断します。
その中で「今目標に達していないようだと、厳しい」
という判断ができます。
それが、直前期にはマイナスに働くことがあり、
「もう少し頑張れば、可能性がある」
という場面でも、安全な方を選択してしまい、
最終的に伸び悩む子が多いように思います。
ただ、これはあくまで「一般論」です。
男女差という「性別差」よりも、
「性格的」な部分によるものが大きいです。
「男子だから伸びる、女子だから伸びない」
という単純なものではなく、
あくまでも「そういう傾向がある」ということで
おさえておいてほしいです。
②読書をする子は伸びる
これは生徒の様子を端から見ていると、
本当にそう感じます。
以前、同じような実力、同じような親の嘆きが出ていた
生徒がいました。
保護者の話では
「うちの子は、この時期になっても全く勉強してないんです!!」
ということでした。
おそらく、家での過ごし方は2人とも同じように
「ダラダラ」としていたと思われます。
ですが、テストの結果や模試の結果を見ていると、
片方は伸び悩み、片方は順調に伸びていきました。
この二人の差はどこにあったか。
「読書」です。
伸びていった生徒は、休憩時間になると
ゴソゴソとカバンの中から本を取り出して
読んでいました。
一方、伸び悩んだ生徒は、最後まで
「読書」をしている形跡を見ることが
できませんでした。
最終的に二人の差を分けたのは
「読書習慣」であったと思っています。
③素直な子は伸びる
これは直前期に限らずですが、
やはり素直な子の方が伸びます。
直前期、理科で伸び悩んでいた生徒がいました。
2月のテストでとんでもない点数(20点台)を取ってしまい、
周りからは志望校を「下げろ、下げろ」の大合唱です。
私自身も「下げた方がいいかな…」と思いましたが、
本人が「絶対に受ける」と言っていたので、
「わかった。その代わり、理科はこれだけやりなさい。
これ以外は一切やるな。」
と言って、「ミラクルロード」を渡しました。
入試まで残り3週間。
その生徒は必死にミラクルロードを解きまくっていました。
そして、入試本番。
理科は60点台を叩き出し、
見事に県ヶ丘に受かっていきました。
その前からミラクルロードは解かせていましたが、
なかなか本腰を入れて取り組んでいませんでした。
最後の最後、土壇場に追い込まれたことで
ようやく素直にアドバイスを聞き入れ、
実行に移したことで結果が出たのだと思います。
上記の3つの要件はあくまでも「主観」です。
ただ、この3つの要件を満たしている生徒さん、
特に「読書習慣のある子」は伸びやすいと思うので、
最後まで諦めずに頑張って欲しいと思います。
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