小学生が最優先すべき教科
2021/3/30
新しい年度が始まるということで、
問い合わせが増えてきています。
小学生からの問い合わせも何件かあり、
体験授業をしています。
その中で感じることは、全体的に
「国語の力が低い」
ということです。
小学生の体験授業では
・計算力
・漢字力
を最初に確認します。
「計算力」に関しては
まずまず練習ができているな、
と感じられる場合が多いです。
一方、漢字力になると
「う~ん…」と感じることが多いです。
「漢字が読めない」ということは
「文章の意味が理解できない」
ということにつながります。
低学年のうちは、取り扱う内容は
身近なものが多く、何となくイメージ
することができるので理解することができます。
ですが、学年が上がるにつれて、
だんだんと抽象的な内容を取り扱う
ことが多くなっていきます。
この時に、「漢字」を知っておかないと
「この文は一体何を言っているのだろう…」
ということになり、
どんどんわからないことが増えていく。
そうした状況にある子が多いです。
また、小学生のうちに「国語」を
ある程度鍛えておかないと、
中学に入ってから何とかしようとしても
「手遅れ」になることがほとんどです。
中学で国語を上げようとしても、
かなりの時間がかかります。
一方でそれだけの時間を費やしても
結果が変わらない。むしろ下がるという
ケースも出てきます。
中学生の場合は「受験」が関わってきますので、
時間的に制限があります。
そのため、
「点数が上がらない国語に時間をかけるよりも
他の教科に時間をかけた方がいい」
という判断になります。
時間的に余裕のある小学生のうちに
国語の練習をしておく。
まずは「漢字」です。
漢字をきちんと身につけておけば、
わからない言葉が出てきても、
漢字の意味から、何となく言葉の意味を
推測することができます。
国語が得意な生徒は、そのようにして
自然と語彙を増やしていくことができています。
まずは「国語」。特に「漢字」です。
小学生のお子様のいるご家庭では、
特に意識してほしいと思います。
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